2011年04月06日
神の恵み
<神の恵み> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
コックリコックリ
夜も11時を過ぎると
やって来る
偉大なる誘い
私の頭蓋を
大地へ降ろそうとする
神の恵み
従順な私のこと
さっそく早寝を決めるにせよ
闇の闇にある
ほのかなしかし無限の蒼いひかり
細胞という細胞に浴びて
あらゆる存在の億兆本の根
膝を真っ赤に擦り剥き這い回り食らい付く
往々にして無理矢理引っ張るので
移動する島や大陸が後を絶たない
静かな爆音すり足内股で訪れる
オーロラの皮膚で
今ここにいる地球の一点を念じ
湖畔の白霧のごとき端緒優しいまま
丹田にえんえんと吸い込み
妻は毎夜と言うが
イビキなる旋律も
たまには良い
よし
出直すのだ
生誕するがごとく
明日
コックリコックリ
夜も11時を過ぎると
やって来る
偉大なる誘い
私の頭蓋を
大地へ降ろそうとする
神の恵み
従順な私のこと
さっそく早寝を決めるにせよ
闇の闇にある
ほのかなしかし無限の蒼いひかり
細胞という細胞に浴びて
あらゆる存在の億兆本の根
膝を真っ赤に擦り剥き這い回り食らい付く
往々にして無理矢理引っ張るので
移動する島や大陸が後を絶たない
静かな爆音すり足内股で訪れる
オーロラの皮膚で
今ここにいる地球の一点を念じ
湖畔の白霧のごとき端緒優しいまま
丹田にえんえんと吸い込み
妻は毎夜と言うが
イビキなる旋律も
たまには良い
よし
出直すのだ
生誕するがごとく
明日
Posted by nakao at 17:56│Comments(0)
│芸術