2011年04月22日

新怪魚111

<新怪魚111> 記 中尾彰秀          詩人・ピアニスト・ヒーラー

 何の気まぐれか
 同人詩誌に投稿

 気分転換と言えばその通りだが
 違うもの達と並立して
 出でる摩擦熱が面白い
 どうも世の中詩を
 心のごじゃごじゃ書きと思い込み
 それも詩の類かもしれないが
 思想哲学宗教科学癒し波動宇宙一体エネルギー
 をキッチリあらわすには
 個人詩集でないと不可能
 その不可能を打破するべく
 新しい波動の到来を指し示すべく
 「新怪魚111」への投稿
 時は2009年。

       「駐車場」

<尻から眺めると そ奴らは 恥ずかしげもなく いかにも前へ進むべく
 在るらしく 静止したままでも 土煙や水滴が うしろへ飛散する 一定
 速度で 前進しておれば ニュートラル感覚 そう作られたのだ 人間は
 何のためにそれに乗るのかなど 二次的な目的を凌駕する感覚を愛そう
 そ奴らを尻から眺めていると 私自身後ろからあるいは天から 何者か
 高貴な神としか言いようのないものに ペロリ眺められている気がして>

        「足組み」

<足を組むと 組み上げる方の足の裏は 少し天の光がさす 両足を地に
 着けけたままより 世界のあり方について 遥かに深く対話できるのだ
 数千年前より 足裏ばかりに吹く 少し臭うこの風は 梵我一如 ただ
 それを語る>

 なお、この2作は
 中尾彰秀第20詩集「静かな背ビレ」に収録
 詩集においては
 摩擦熱でなく
 情念は浄化されら螺旋に上昇する
 波動エネルギーとなっているのである。

    「静かな背ビレ」 中尾彰秀詩集 森羅通信の会出版 定価1500円
                         2010年 27篇 A5版 82ページ

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価1500円+送料200円






Posted by nakao at 17:51│Comments(0)芸術
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