2011年05月10日
時代の証言者
<時代の証言者> 東北大地震の中で 詩・三浦千賀子
あなたたち
おそらく
行方知れずの
妻や子を持つ人もある
あなたたち
誰も体験したことのない
たたかいに
退くこともできず
逃げることもできず
原子炉を冷却する作業の
最前線に立つ
あなたたち
原発行政を続けてきた
政府の責任を
生身の身体で肩代わりし
不眠不休で作業し続ける
あなたたち
政府は従業員の
被爆量限度を引き上げた
100ミリシーベルトから250ミリシーベルトへ
それはとりもなおさず
あなたたちの生命を危険にさらすこと
あなたは時代の証言者
そこで見たこと
感じたこと
その怖さ
その酷さ
たとえオフレコになっても
証言してほしい
制御不能になった
原発事故の真実を
あなたたち
おそらく
行方知れずの
妻や子を持つ人もある
あなたたち
誰も体験したことのない
たたかいに
退くこともできず
逃げることもできず
原子炉を冷却する作業の
最前線に立つ
あなたたち
原発行政を続けてきた
政府の責任を
生身の身体で肩代わりし
不眠不休で作業し続ける
あなたたち
政府は従業員の
被爆量限度を引き上げた
100ミリシーベルトから250ミリシーベルトへ
それはとりもなおさず
あなたたちの生命を危険にさらすこと
あなたは時代の証言者
そこで見たこと
感じたこと
その怖さ
その酷さ
たとえオフレコになっても
証言してほしい
制御不能になった
原発事故の真実を
Posted by nakao at 16:49│Comments(0)
│芸術