2011年06月28日

守護神

<守護神> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 運動場から伸びる
 最も長い廊下の入り口
 そこにある黒板には
 連絡事項がいつも書かれていた
 天気予報だったろうか

 ある日
 それを見る私を
 私は見ていた
 小学校2年生
 ずーと忘れられない一瞬

 講堂の壁にもたれて
 もたれている私を
 もっとしっかりしている私は
 頭上から眺めていた
 小学校3年生
 ずーと忘れられない一瞬

 シュタイナーは言う
 9歳前後までは
 超能力が多く残っており
 理知の教育を受けるにつれて
 かくなる本当の智が消える
 そのころまで確かに私は
 内界と外界の区別があまりつかず
 ボワワーンとしていた
 人間の意図した目的で
 何かをすること
 そんなことはとんと忘れてしまった

 宇宙と自らが一体である
 その記憶は宝物なのだ
 
 私を見る
 私を超えた
 私の存在は
 もちろん今も健在である
 瞑想・気功・レイキ・シュールな詩
 超絶ピアノインプロヴィゼイション
 あるいは守護神
 
 



Posted by nakao at 16:43│Comments(0)芸術
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