2011年09月06日

あらためて

<あらためて> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 あらためて音を作るところに
 音楽はある
 記憶コピーではない
 過去の自分の演奏すら忘れ
 世界唯一のものとして
 あらためている
 魂の音色だ

 この音色は音楽を聴かなくとも
 解る人にはわかる
 数年前気功の先生に電話したら
 あなたはピアニストですねと言われた
 その時弾いてもいないし
 ピアノのピの字も知らせていないのに

 あらためて言葉を作るところに
 詩はある
 人に読ませる為ではない
 あらためて今ここに
 自在にある生命のしぶきをあらわすのだ
 だから詩人は
 どんな人生であろうとも
 いつまでも若々しく
 みずみずしい



Posted by nakao at 17:53│Comments(0)芸術
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。