2011年09月08日

サランラップ

<サランラップ> 詩 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 どんなものも
 その価値を持続させる為
 私はある
 ありながらもない私を
 単に透明と呼ぶのは
 自由だが

 実はあなたの魂すら
 あなたが死んでからも
 保存できる
 まだ試したことはないが
 
 暑さ寒さに耐えながら
 この世界を見渡していると
 時に一抹の寂しさが
 私の中点を襲う
 そもそも保存より
 永遠にぺたリ密着する
 その時々の瞬間を
 楽しんでほしいから



Posted by nakao at 21:38│Comments(0)芸術
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