2011年12月19日

そらのオシッコ

<そらのオシッコ> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー
 
 30年程前健康法で
 自らの尿を飲むのが流行った
 必要な要素は排泄されるので
 再び取り寄せるという
 変な理屈
 一度焼きそばに少し入れて食べようとしたが
 苦く臭くてとても食べられなかった

 現代では
 波動水と言って
 水に波動エネルギーを転写し
 アトピー他に効果のある水が市販されている
 吹き出物など一発!!
 絶大なる効果は
 私が保証する
 人間の体内は
 60から70パーセントが水であり
 水が最も波動を直に受けるという
 科学的理由がある
 メーカーは大手化粧品会社から
 波動水のみ扱う小メーカー迄あり
 ヒーリングを知る若い女性を中心に
 今や常識である
 多くの詩人はひょっとしたらその
 常識すらないのだろうか
 もし若い娘でもいたら
 波動水って何?
 有名な詩人ピアニストヒーラーに
 聞きなはれと言われたと言ってくださいませ
 ぜひぜひぜひ
 あるいは「アネモネ」と言うヒーリング雑誌を読むこと
 人生は身近な水に
 真実がある

 さて、「水の世紀」なる 原圭冶氏の新詩集が
 土曜美術社より出版された 2000円+税
 A5版 117ページ 24篇
  
 この詩集では水の社会的・歴史的・伝統宗教的
 地球規模的な側面が描かれ、いかに水が大切な
 生命を育むものであるかを根気良く主張する。
 魂との対話は、詩語の後に残して。

       「そらのオシッコ------水の世紀」

<・・・・・・・・・・・・・森と水の"くに"信州は 百水ありといわれてきたが
 源流 渓谷 滝 湿原 地塘など水に潤う風土は山紫水明のふるさと
 と呼ばれ この頃は めっきり減ってきたといわれる 山間 田園の
 水車のある風景だって 水力を・・・・・・・・・・・・・・・・
 水がある限り 人びとを集めては ひとの心を繋ぐ役目を地上の流れる
 水はしているが あまりに普通のように在るから

 宇宙では 若田光一さんは「とてもおいしい」と 小さなコップ一杯 二十
 万円にもついた おしっこ還元水で 乾杯をしてみせてくれたが 宇宙船
 の窓の外に浮かんで見える 水の惑星は青くて」




Posted by nakao at 18:05│Comments(0)芸術
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