2012年03月05日

魂の交流

<魂の交流> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 交流交流と
 猫も杓子も文化交流が流行っているが
 交わって流れているだけで
 奥深い魂の次元となっていないもの
 ばかりなのはいたしかたない
 世の流れなのだろうか
 現代は交流の
 質が問われねばならない時代である


 やたら外国の文化芸術が良いかのごとく吹聴される
 ちゃんチャラおかしいものもある

 どこかに行くものでもなく
 どこかから来てもらうのでもなく
 今ここにある
 無限の静けさにいたること
 最も遠く最も近くのここ

 この一詩に私は見出す
 ほんまもん

 「ものの静けさの内には
  百万本の花がある
  咲く花の背後には
  静けさの海拡がっている
  花の目前飛交する鳥は
  永遠の森夢見ている
  いのちの原型夢みる私は
  ただ地球に立つ」
       「立つ」・・・・・中尾彰秀詩集「何事もなかったかのように」
               1996年 編集工房ノア 2000円+税
                A5版 111ページ 30篇

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
              定価2000円ぷらす送料100円



Posted by nakao at 17:57│Comments(0)芸術
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