2012年04月28日

わが魂は天地を駆けて

<わが魂は天地を駆けて> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 みんなの人生を至福にする百の詩集(54)

 「わが魂は天地を駆けて」 岸本嘉名男作品集 土曜美術社 2012年 A5版 425ページ
                               200篇以上 定価3000円税込

      既成のものをさも上手に再生あるいはもじりあーに
      しようとする地方文化の真っ只中で
      新たな芸術を作るとは
      新たなオアシスを作ること
      
      新しいリズム・旋律-----------音楽
      新しい言葉----------------------詩

      何れも自らに天降りやってくる
      創造的な生き方に基ずいて
      それは詩篇「オアシス」に於ける夢の説明を
      具体化すること
      言うまでもなくそれは
      内なる神秘に至ること
      及び
      説明に止まらず
      具体を理解する責任がある
      恰好だけで残念ながら責任を果たす人は少ないなー

         「オアシス」

<インダス河のほとりに生まれて 蜃気楼を見たかった
 私は猪名川のほとりの 五月山を背に育ったそうだ
 天の強靭な意志が ナイル川の氾濫を呼び サハラ砂漠に
 オアシスの散在をもたらした そこに幾多の 若人らが集い合い
 安らぎを満喫している---------
 そんな有史以前の集団を夢見る私>

      客観的な歴史には真実はない
      そこには一般論で腐敗した教科書のごとき
      凡人の堕落があるばかり
      今現在で有史以前の純粋な創造性とは
      五月山でも天保山でもよいから
      そこに向かって屁でもこき
      爆発させること
      詩も音楽も
      存在の静けさから発する
      平和なる魂の爆発なのだ



Posted by nakao at 18:30│Comments(0)芸術
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