2012年08月15日

机上に横たわる白い紙

<机上に横たわる白い紙> 詩 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 何も思い浮かばぬ時は
 机上に横たわる白い紙を凝視する

 不可思議のメロディで
 渦巻く隙間風や
 キラリ輝く埃
 紙そのものが
 恐竜の化石を挟んだまま
 たわんで隆起することもある

 何をどう見ようが
 何がどう出ようが
 等しく
 森羅万象の背後の美しき物たちだ

 私の五体に入る
 虹を見た
 とだけ紙に記して



Posted by nakao at 10:49│Comments(0)芸術
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