2012年08月27日

黄金の後記

<黄金の後記> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 詩集の後記は
 あまり豪華でも粗末でもいけない
 粗末すぎたら
 いい加減な気持ちでと
 思われるし
 豪華すぎたら
 本体を食ってしまう

 そこではたと改めて
 後記は後記で
 一つの作品であると
 そう認識すると
 俄然後記は面白くなる

 中尾彰秀詩集「龍の風」 竹林館 2007年 定価3000円+税
                      A5版 128頁 27篇

       <後記>

 我々は一体、どこそかにわざわざ行く必要すらないのだ。今、ここ、この日常に
 見出す生命のほとめき、それは唯一無二、遥かな聖なるものだから。どれ一つ
 として聖ならぬものはない日常。大自然に根ざしなお宇宙一体である日常を描く
 ことが、ありとあらゆるものの唯一、崇高なるものの答なのである。にも拘らず、
 発展という盲信のため、我々は様々の自然破壊を地球の主であるがごとく推し
 進めている。

 くれぐれも、存在の神聖さを理解することと、一方で国や企業などによる破壊を
 批判することとは、決して矛盾するものではない。
 
 今回の第18詩集「龍の風」を造るにあたって、特に注意したのは、この双方の
 如立だ。・・・・・・・
 
 ピアノインプロヴィゼイション13曲CDは、当詩集の単なる付属に飽き足らず、
 「南方熊楠へのオマージュ」と称名しました。・・・・・・


       このアルバムの特徴は、完全即興でありながら
       完璧に組み立てられたかのごときヒーリングの
       音楽世界がこれでもとばかりにあること。類似は、
       どこにもない。かつて、音楽の巨匠たちが出現した
       あの時を思い出させる、奇跡をどうぞお楽しみくだ
       さいませ。

      中尾彰秀詩集「龍の風」

(詩集+CD購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
                     定価3000円+送料無料



Posted by nakao at 15:04│Comments(0)芸術
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