2012年11月17日

Mysweetroad

<My sweet road> 詩 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 どこかで聞いた
 どこにでもある
 My sweet road

 どこかで聞いた
 どこにでもある
 My sweet road

 美しい小川が流れ
 緑の木々草草が一杯の
 延々と続く土の道

 三回両手広げ
 やっと一周の楠は右
 剪定したことがないらしく
 満面の枝葉は
 川面に龍指を浸し
 川はリリとした波を立てている
 今にも魚がジャンプする淡い光は
 私が生まれたとき
 全身に受けたあの光だ

 楠は何を川に伝えようとしているのか
 川は楠に何を伝えたいのか
 伝えたいことがあるから
 道は真直ぐ伸び
 霧にかすんでいる
 上流には工場も原発もない
 あなたに伝えたいことがあるから
 毎朝ここを
 私は散歩する

 ここに在るがままの
 静かな静かな
 無限への感謝を



Posted by nakao at 14:12│Comments(0)芸術
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