2013年03月05日

瑠璃坏(1)

<瑠璃坏(1)> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 ----------朝 目ざめると
        惑星のような葡萄を一房食べる-------

 冒頭の船曳秀隆氏の短詩が、めざとく稲光る。詩は往々にして
 長く説明となってしまうが、この作には無駄がない。なお、生命
 の内に秘められた無限の静けさや宇宙が描かれている。
 生死を超えた魂は、果たしてあるのかないのか。あるという確信
 と実感が実は、我々人間の古代よりの文明の根幹なのである。
 現代詩だけが物的実存に止まっていてはいけない。シュールは
 その入門レベル。宇宙一体波動エネルギーが答えである。

      「瑠璃坏(1)」

    発行 青木はるみ   定価1300円



Posted by nakao at 17:13│Comments(0)芸術
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