2013年10月18日

華のバック奏

<華のバック奏> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

     -----中尾彰秀詩音講座(9)-----

 30年近く前
 あなたのピアノは
 前奏かバック奏みたいやね
 と言い放って
 イベントをすっぽかし
 私の関係から
 神隠しのごとく
 身を引いた
 芸大出の人間がいる

 果たしてそれは
 ほめ言葉か

 つい先日
 たまたまラジオで
 ノラ・ジョーンズの曲が
 耳に入った
 父親の演奏だろうか
 シタールインド音楽を
 バックにして
 アメリカンポップスを歌っている

 本体よりも深いバック
 そういう実例の多い音楽界
 音楽の本質は
 バックにこそある
 波動演奏はそもそも
 感情や心ならぬ魂の次元
 確かにメリハリは少なく
 どこそかのロックのごとく
 身体に衝撃を与えない
 6兆あるといわれる
 身体の細胞とエネルギーフィールドに
 癒しと光を与えるものだ

 やはりほめ言葉なのか
 彼はとうに気付いているだろう
 学校で習う音楽は
 氷山の一角だと
 



Posted by nakao at 16:19│Comments(0)芸術
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