2014年01月05日

天降り

<天降り> 記 中尾彰秀                  詩人・ピアニスト・ヒーラー

 母の49日の納骨
 大寺の本堂
 頭上の絵

 四天女の奏じる音楽はとてつもなく美しく
 やはり天降りだ

 大太鼓打つ丸み帯びた小太りの美人
 横笛吹くキリリとした小太りの美人
 小太鼓打つ優しい目の小太り美人
 笹筒笛(神楽器の一つ適当に名を付けた)
 吹く涼し顔の小太り美人
 なぜかしら天女は皆小太り

 母はもうすぐ天女になる
 母は私のピアノ奏に
 痛く感動して
 音大へ行かしたかったと
 しきり言っていた
 音大などへ行ったら
 天降り音楽は死ぬのに

 小鳥の鳴き声なのか
 笑い声がしきり木霊す
 もうとうに超えて
 いつの時代も
 異次元越境は
 魂の浄化を担う

 この世の人間だが
 私は数十年来
 天降り曲を詩に添えて
 即興で
 使命のごとく



Posted by nakao at 18:26│Comments(0)
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