2014年01月20日

福中都生子詩集

<福中都生子詩集> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(58)

 「記憶再生の文学館」 福中都生子詩集 2002年 知加書房 定価1200円

        大阪市立文学館は頓挫したかに見える。
        せっかくいいところまで福中氏が提案し
        作れるのかなと思っていたが。残念では
        あるが、芸術を文学にだけとすることはな
        いのでまあいたしかたないだろう。

        しかし、確かに他府県では、文学館はある。
        あるにはある。そこで創造的なことをやってい
        るとは思えないが。そもそも、過去の詩集を
        一億冊も並べて文学館とは片腹痛い。この詩
        集表題は当っていない。過去を再生などして、
        そこに創造性などない。創造性とは何かの、哲
        学・宗教・宇宙性・波動性・・・が必要。

        創造は当ブログが成し遂げている。物量作戦で
        はなく、質なのだ。

          「一人百円の文学館」

<市長さん 大阪市の帳簿はきちんとつけていますか?
 知事さんよ 大阪府はどんぶり勘定してはいませんか?
 関空沈下の予想以上の税金は 瀬戸内海に捨てている税金は
 一体 だれが負担するのですか? 家計簿を見つめるように丁寧に
 扱ってください考えてください 税金は府民や市民が預けているもの
 なのですよ 外務省の機密費みたいに 自分のものと他者のものとの
 混雑乱費は許せませんよ 市長さん あなたは言われました 「よい
 アイデアがあるならば考えましょう」・・・・・・・・・ 大阪府民は今 八百
 五十万人とか その中の半分だけが税金を納めているとして 四百万
 人から 百円だけ それだけで 市立文学館は建つのです なんと 一
 人百円で四億円ですよ・・・・>

        いざ文学館では、文学から天降るがごとく出現した
        音楽と詩人達との朗読のセッションが行われるであ
        ろう。形式的に習った音楽や、詩誌のお箱に安住し
        ていた詩などではなく。詩も芸術であり、魂の爆発
        なのだ。夜ではない、街のライブハウスで昼にどん
        どん成されているイベントのごとく。



Posted by nakao at 17:41│Comments(0)
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