2009年12月03日

付加価値「和歌山詩まつり」

<付加価値「和歌山詩まつり」>  記 中尾彰秀  詩人・ピアニスト・ヒーラー
                                ライフ&ライブコンサルタント

  このイベントでは、ジャンルを超えて創造性を楽しむことが出来る。
  創造的と言えば、お固いものを思いがちだが、それは学生の規制芸術
  からの突破であり、ここに於いては、全くのリラックス・癒しレベルとなっている。
  
  クロスポエム。関西を中心に活躍する現役の詩人達。彼ら彼女らを中心にして。
  自らの詩の朗読。及び、ギター演奏、ピアノ演奏、ハープ奏、ボーカル。特に、詩
  とのコラボレーション(セッション)は、見ものである。既成のものでないだけに、オ
  リジナルさは上手下手を越えているのである。

  現代詩と言えば、訳分からなくて、敬遠されがちだが、いわゆる流布されている詩
  は本当の詩ではありません。本当の詩は、非常に解りやすくて、なお、奥深いもの 
  です。貴方の人生を、いい方向にひっくり返してしまいます。本当の癒しを、満載し
  ています。なにはともあれ、詩人達の、笑顔をもらってください。

    「和歌山詩まつり(2)」  2009年12月13日(日) 午前11時~午後4時30分

       場所 「緑風舎」  和歌山詩野崎165 北島橋北第一信号西15m
                   ℡073-455-2313
       入場 1000円
       テーマ 「EARTHPOEM」な時間

       主催  「EARTHPOEMPROJECT」代表 中尾彰秀
                  ℡fax 0734227248

         


Posted by nakao at 16:43Comments(0)イベント情報

2009年12月03日

光る骨

<<< 光る骨 >>>  記 中尾彰秀  詩人・ピアニスト・ヒーラー
                           ライブ&ライフコンサルタント

  -------- あなたの人生を至福にする百の詩集(32) -------

       「 光る骨 」 橋爪さち子詩集 書肆青樹社 2400円+税
                           A5版 29篇 125ページ

 「 変容 」  <月は 横たわった少女の腰骨から生まれる   か細く目鼻はまだ
          持たないが のっぺらぼうの顔の奥に 日ごと充ちてくる意志の芽
          ふつふつと春です   月は 横たわった少女の腰骨から育つ
          少女たちのさぐる指が くりかえし細い月に目鼻を描いては 空に放り
          投げるので いくつもの月が 少しずつまるみを増して夜空を流れ
          やがて それぞれの ゆるぎない在りかへと降り立つ>

      説明できぬ直観も、詩の福よかさなのだ。女性の腰の月との妙なる一致。
     大自然が体内に在ることを示唆する。月のリズム。細胞のリズム。感情に支
     配された女性という発想は、かつての男性と経済中心の考えの産物だ。つい
     先だって、丸正百貨店後の「フォルテ」に於けるヒーリング祭りでは、約300
     人中ほとんどが女性だった。ヒーリングとは、感情を超えた精神世界の、魂の
     ものである。真実は、その先、宇宙一体、空(くう)にある。あるいは、波動エネ
     ルギー。
      それは、生きることそのものとして、ゆるぎなく在りかへと降り立つ。  


Posted by nakao at 15:28Comments(0)芸術