2009年11月01日

カメラ・オブスキュラ

<<< カメラ・オブスキュラ >>>  詩評 中尾彰秀  詩人・ピアニスト・ヒーラー
                                    ライフコンサルタント

  -------- あなたの人生を至福にする百の詩集(26) ---------

      尾崎まこと詩集 「カメラ・オブスキュラ」 竹林館 定価2000円+税
                               2007年出版、A5版、180ページ

          「袋」

<ふくろのような 子犬を抱える たましいが いっぱい つまっている>

         「廊下」

<アスファルトと コンクリートで覆ったので 人間は忘れてしまった
呼び出されて 立たされていること 宇宙の廊下に>

         「再会」

<一日の 終わりに 胸の橋の上で 僕の右手と 左手が 出合っている
この痛ましさは なんだろう>

        内に大自然持つ心が、傷付きなお生き続ける。
       かなりひねって出てくる言葉は、噛み砕かれてから
       、ジワリ、光を帯び一層癒しの力身に付け。
        ブログ版「尾崎まことの詩」
       http://blog.goo.ne.jp/ozakimakoto
       


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Posted by nakao at 10:44│Comments(0)芸術
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