2010年11月29日
何となく
<何となく> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
ずうっと居眠りしていた
ふっと目を開くと
どこの駅かわからぬ
しかし
何となく
身に覚えのある落ち着き
赤糸一本張られた
空気の粘り
躍動感が
風の背後に食らいつき
得も知れぬ虫が
疾走する
プラットホームの足元には
私の影の片隣のごときシミ
尾崎と思ったら
やはり尾崎
特徴の説明は出来ない
名札を見たのでもない
若かりし頃の17年間
消防署の隣の某局へ通っていた
それだけのことがある
日本高度成長期の
最後の絶好調時代は
華のごとく
ずうっと居眠りしていた
ふっと目を開くと
どこの駅かわからぬ
しかし
何となく
身に覚えのある落ち着き
赤糸一本張られた
空気の粘り
躍動感が
風の背後に食らいつき
得も知れぬ虫が
疾走する
プラットホームの足元には
私の影の片隣のごときシミ
尾崎と思ったら
やはり尾崎
特徴の説明は出来ない
名札を見たのでもない
若かりし頃の17年間
消防署の隣の某局へ通っていた
それだけのことがある
日本高度成長期の
最後の絶好調時代は
華のごとく
Posted by nakao at 17:51│Comments(0)
│芸術