2012年04月11日

現代のモーツアルト

<現代のモーツアルト> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 まことに胡散臭いのだ
 「現代のモーツアルト」などと言う
 表現自体が

 モーツアルトの残した譜面に基ずいて
 さも素晴らしき演奏をする人間を
 そう呼称するらしい

 そこにはヨーロッパの歴史と権威がとぐろ巻き
 こざかしさに私は口をあんぐりあける

 しかし
 独自の奏法で世界唯一オリジナル
 宇宙一体波動ヒーリング曲を
 500.600も作っておれば
 上手下手にかかわらず
 ひょっとしたら本当の「現代のモーツアルト」
 なのかもしれない

     {参考アルバム}

   中尾彰秀第17ピアノCD「聖なる木」
   出版2011年 森羅通信の会 定価1000円
   60分 11曲 ソロと詩朗読とのセッション

     {購入法}

   郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
          定価1000円+送料無料  


Posted by nakao at 12:18Comments(0)piano

2012年04月11日

ある光景

<ある光景> 詩 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 石庭--------ここに宇宙ありさりげなく主張する庭は
       一匹の蚊すら直進する
 塔楼---------何かを祭るでなし歴然と地に立つ
        立て立つのだと人を急き立てるがごとく
 丸池----------ここに潜む怪魚は月を食す
        2.3片桜花振り掛けながら
 桜-------------あるがままで美しいのか時に笑う200年の大樹
        人間の歴史を見透しつつ
 車------------もう数時間放置された軽四トラックに
        山と積まれた砂は黄色い
 犬------------ここにあるをいよ深める為
        風もないのに一瞬振り向く犬よ
 猫------------第三の眼光らせ猫はここにあるのではない
        ここを通過するのだ
 砂利道----------今朝の味噌汁ではないが妙に濃密な静けさ
          音無しにここにやってきたあの人は人ならず
          ああ人ならず  


Posted by nakao at 11:53Comments(0)芸術

2012年04月11日

桜の開花

<桜の開花> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 自らが
 どんなしんどい状況でも
 接する万人に
 愛を注ぐのが愛
 待っていてやってくるものは
 単なる甘え

 桜の開花にせよ
 桜は自らのエネルギーを
 ひたすら宇宙に開く
 何かをもらうでなく
 ひたすら与える
 木の下には
 たくさんの死体を
 抱きながら  


Posted by nakao at 11:26Comments(0)芸術