2012年06月18日

松尾泰伸音楽(3)

<松尾泰伸音楽(3)> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

      Energy music KUMANO  シンセサイザー・松尾泰伸

     2007年4月8日 熊野 中辺路 高原熊野神社にての奉納演奏のCD

 1. 「天上の華」  2. 「天上の華」 3. 「望郷」

     いかに自然体となれるか。
     自らが不要な人間の業欲や目的を忘れ
     今そのままで、天降るものを感得すれば
     実は誰しもが隠し持っているのだが、ほら、
     やってくる、美しき優しきメロディ。
     私は一つの万華鏡
     この3曲は連動しており
     3曲目は特に、万人を勇気付ける松尾節。

         ユーキャン ドウ イット 

     
 4. 「いのり-----熊野のテーマ-----」    内なるものとの対話

 5. 「ANCIENT ROARD」       自らへの語りかけ

 6. 「いつまでも」    11分58秒。あなたは涙なしにこの曲を聴けるだろうか。
               至上の松尾節。永遠の生命の環が、深き感謝に満たされ
               究極の美しさで浮き立つ。それはドラマチックな懐かしさと
               ロマンチックな勇気を与える。

 7. 「春の雪」     風景は古から詩であり音楽である。

 8. 「A MUSICAL OFFERING SUSANOO」     スサノオの誘い。それは他
                                    ならぬ内なる永遠の光。

 ジャケットの言葉 「樹齢千年以上の楠に囲まれた鎮守の社全体が、
             まるで、ぽっかりとドームに包まれた様に風が止む。

                  鳥たちは集まりさえずり

             ずっと鍵盤の上に木漏れ日が光を落とし続ける。

                 熊野の大自然からの贈り物。」

            出版2008年 2625円(税込)  http://02ma.com/  


Posted by nakao at 18:11Comments(0)芸術

2012年06月18日

何のせい

<何のせい> 詩 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 天下茶屋で実にたくさんの人が
 電車を乗り換える
 人生の節目のごとく
 存在の狭間の薄暗い冷たい
 風の出所みたいなところを
 自ら瞬間移動してから
 お帰りなさいとばかり
 首をポキッと鳴らし
 何か忘れ物がないか振り返って
 そそくさと次の席に着くやいなや
 安堵の顔して

 乗客15人が15人とも
 携帯をいじっている

 その時天下茶屋の駅札が
 これ見よがしに
 私の眼前だったせいでなく
 二つ隣のど派手な女性の香水が
 プンプン臭ったせいでなく
 カミュの「異邦人」じゃあるまいし
 何事も何かのせいで
 偶然起こるわけではない

 日本全国集団無知
 
 一句  えらいことおこりてきずくにほんじん

 原発の次は
 電磁波だ
   


Posted by nakao at 17:33Comments(0)芸術