2012年07月29日

ゴキブリ

＜ゴキブリ＞　詩　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　いつもはゆっくりしてんのに
　あの時の素早さったら
　大通り交差点で車を止めて
　香前袋を拾った時
　五百円入っているのを知ってたみたいに
　もう二十年以上前
　逐一私の行動を見ていた
　義姉の証言

　そう言えばゴキブリ
　普段ゆっくりでも
　いざとなったらメチャクチャ早い
　H社のVテックエンジンは
　ゴキブリを研究して
　低中高速何れも得意な
　エンジンを作ったそうな

　可変ポエムタイミング
　とある哀しみのポイントを突き
　魂に抱かれる自分自身に気付く
　ここより内なる宇宙広がり
　生死一如の輝きに

　別に私は
　ゴキブリを煎じて
　飲んだわけではないし
　政局が悪くなると
　サッとエベレストを変える
　〇〇党でもないが
　
　
　  


Posted by nakao at 15:28 │Comments(0) │芸術

2012年07月29日

玉津島にて

＜玉津島にて＞　10句　　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　玉津島蝉の小便五色虹

　万の蝉隣のアロマ現在語る

　万亀（＊）の時を吟じて蝉の声

　　　　　　　＊　玉津島神社の立札による
　　　　　　　　　　平安時代以前の万亀時代

　空近し三途の川の蝉の数

　透明の果てで共鳴る空蝉や

　永遠をしかと抱きて空蝉や

　空蝉は果てまで行きてなおここに

　ミ----------------ンライ未来志向の蝉もあり

　増税はアホの極みと蝉時雨

　蝉時雨原発・リニア要らぬとゆ  


Posted by nakao at 15:02 │Comments(0) │芸術
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