2013年06月17日

”風”445回

<”風”445回> 記 中尾彰秀                 詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(22)

 詩誌「EARTHPOEM」136号 2013年5月 A4一紙 ファックス専用 無料
                    出版 中尾彰秀

      「詩を朗読する詩人の会”風”」の案内と
      詩を中心にした情報誌。毎月発行

      「様々の苦労を背負いながらも、
      乗り越えた時のすがしさには
      すがすがしい風が吹く。
      あるあるのだ常に、心の宝石が。」 (記 中尾彰秀)

      ”風”445回ゲストは、福岡公子さん
      2013年6月16日実施。
      詩集 「ひとつぶのパール」 竹林館 2013年 1800円+税

      上記キャッチコピーは、詩作や即興演奏や写真と同じく
      天使のひらめき。もともと佐古祐二氏がやっており、いつしか
      主に私がするようになった。そのテクニックは自然と伝授された。
      時々他の世話人の方にお願いすることがある。変化も大事。

        


Posted by nakao at 16:56Comments(0)芸術

2013年06月17日

ブラボー

<ブラボー> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 ブラボー
 ピアノソロが終わるやいなや
 観客の雄叫び
 リストの何とかかんとかの曲
 どこかの文化会館のラジオ中継は
 静けさと言う間合いを
 森の奥の谷間に捨てて来た
 
 一息すらない終わるやいなやのブラボーは
 宇宙の秘密を盗んだごとく意表を突いて
 素晴らしい演奏であったにせよ
 演奏よりも刺激的だ

 それにしても不思議なこと
 今造ったのでない
 上手か下手か
 繰り返し練習の大成果
 どんな解釈の味を出すか
 それだけのものに
 高いお金を出して
 何故大勢押しかける
 人類史上今初めて出現する
 宇宙の静けさ宿した天降り
 インプロヴィゼイションにこそ
 私は魂をときめかしている
 ブラボー
 
   


Posted by nakao at 16:25Comments(0)piano