2014年04月18日

藪医者の効用

<藪医者の効用> 記 中尾彰秀                 詩人・ピアニスト・ヒーラー

 すぐ効く薬をくれる
 原因と命の源は知りもせず
 その薬
 身体に悪いから
 長く続けるな

 近所の某藪医者は
 漢方の資格取って
 立派な看板出しているが
 効かないと言って
 漢方は処方してくれない
 代わりに良く効くあれ
 副作用はないと
 研究者も薬メーカーも
 嘘言ってばれたあれ
 当然有罪になったあれ

 所詮
 薬はリスクがある
 リスクの逆読みは
 クスリ

 ちなみに
 日本は世界一の老人医療大国
 何種類も薬を飲んでおれば安心という
 老人が多い
 確かにその場では
 効くのであろう
 あるいは効いた気がする
 しかし
 四十万人と言われる
 寝たきり老人を目の当たりに
 こう思わざるを得ない
 過度の薬によって
 血管が弱くなり
 脳梗塞を起こしたのだと

 どうやらその思いは正解らしく
 最近は医食同源が巷で言われ
 無農薬自然食、日本食が
 老若男女常識となった
 70歳を越えたポールマッカートニーは
 半年振りに五月にまた来日するが
 娘のステラ共々
 ベジタリアンだという
 音楽はラジオやアルバムで解る
 その大切な生き方は
 個人個人が自らせねばならないこと
 それこそが本物のライブ

 ひらめきを持続させるには
 医食同源はおろか
 身体・魂の修行は不可欠
 私は瞑想・気功・レイキ
 ひらめきのない泥まみれの詩を
 良いと思う過去の詩壇は
 老人が生き残ってはいるが
 力なくもう滅びている

 さて
 藪医者の効用
 きっと遥かに良心的な医者が
 どこかにいるに違いない
 ありがとうおおたいさん
 その認識を与えてくれたのが藪医者だ
 食べ物の指導をし
 漢方薬を処方し
 生活の仕方を相談してくれるお医者様が
 いるいるのだあなたの街にきっと
 ただし今や人気沸騰してるから 
 もう初診者無理ですとなる前に
 早く眼付けしておくことだ
   


Posted by nakao at 17:38Comments(0)

2014年04月18日

風の起源

<風の起源> 詩 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 --------中尾彰秀詩音講座(28)--------

決して探さず
 見つけようとせず
  今ここにある
   身体・宇宙の中心を
    ゆっくり呼吸すれば良い

     するとそこに
      魂の筏(いかだ)を降ろす
       古い一艘の船がある

        船の使命は
         波と月の共鳴を楽しみ
          詩ことばつくり
           新しい音楽奏で
            万人を癒すこと

             するとそこに
              翼拡げる
               名もない透明の鳥がいる
                
                鳥の使命は
                 重力と浮力の背後にある
                  光の発酵の美味
                   時空超え伝えること

                     するとそこに
                    森羅万象のエキスのごとく
                   何でもありながら
                  何でもない一点が
                 瞬間と永遠を
                光の接着剤でくっ付け
               風を起こす
              千年前 今 未来 変わることなく

             風の使命は
            誰しもが既に物欲超え
           成就しているのだと
          魂の気付き
         与えること
     


Posted by nakao at 16:44Comments(0)