2012年02月15日
Xの先駆者
<Xの先駆者> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
Aと付いたら
ただの優秀者
X と付いたら
次元が上がるらしい
Xジャパン Xファイル マキシムX
Xメン まねきねこダックX ・・・・
Xの先駆者はひょっとしたら私
1992年出版の詩集に
「X地点」があるから
いやすんません
Xジャパンの方が古いかも
いかんせん
高い芸術性と哲学性と
インドの少女まで出現いたします
大衆に読ませることなど無視した
堂々のシュール
ちなみに前衛芸術やフリージャズが
うっとおしい闇波動を転換して
癒しヒーリング波動になったのと同じく
シュールも転換して
今や宇宙一体波動になったのは
人間の真実の歴史である
「X地点」
<道歩くお嬢さんのセーター 綻びて綻びて 私は転んでつい覗いてしまう
毛糸の先の先の奥の風景 響きならぬ響きは無色の血を 透過し思わず
標高高まる X地点に至って
内耳の妙なる震えは 大事にとっておいてください 内耳のさらに奥の
何やらのために 七色の滝壺の浮上は様々の力をもたらしはしますが
カルマと心得て自惚れずに 率直に生きてください 時たま強い風が吹いて
毛糸は琴の様に 鳴きますね そうそう 疲れきった果て 急に軽やかになって
体の節々が 野鳥のさえずりを持つのに 全く似ている 寂しき出所が
赤ちょうちんになって 点滅しているから 経絡より少しずらして 季節の夕日に
混じり 綻びていますね 私はこの丸出しの地平線に 十八年前のインドで
出会った 少女の長い髪を重ねて 思い出しています
既に光すらも 綻び始めたそこから先は 抒情も変質し 糞は稲光っているのです
稲光りを拾う手は 手そのものが X地点なのです>
中尾彰秀詩集「NUDE TAO HOUSE」 森羅通信の会出版 1992年
定価2000円 A5版 88ページ 25篇
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価+送料無料
Aと付いたら
ただの優秀者
X と付いたら
次元が上がるらしい
Xジャパン Xファイル マキシムX
Xメン まねきねこダックX ・・・・
Xの先駆者はひょっとしたら私
1992年出版の詩集に
「X地点」があるから
いやすんません
Xジャパンの方が古いかも
いかんせん
高い芸術性と哲学性と
インドの少女まで出現いたします
大衆に読ませることなど無視した
堂々のシュール
ちなみに前衛芸術やフリージャズが
うっとおしい闇波動を転換して
癒しヒーリング波動になったのと同じく
シュールも転換して
今や宇宙一体波動になったのは
人間の真実の歴史である
「X地点」
<道歩くお嬢さんのセーター 綻びて綻びて 私は転んでつい覗いてしまう
毛糸の先の先の奥の風景 響きならぬ響きは無色の血を 透過し思わず
標高高まる X地点に至って
内耳の妙なる震えは 大事にとっておいてください 内耳のさらに奥の
何やらのために 七色の滝壺の浮上は様々の力をもたらしはしますが
カルマと心得て自惚れずに 率直に生きてください 時たま強い風が吹いて
毛糸は琴の様に 鳴きますね そうそう 疲れきった果て 急に軽やかになって
体の節々が 野鳥のさえずりを持つのに 全く似ている 寂しき出所が
赤ちょうちんになって 点滅しているから 経絡より少しずらして 季節の夕日に
混じり 綻びていますね 私はこの丸出しの地平線に 十八年前のインドで
出会った 少女の長い髪を重ねて 思い出しています
既に光すらも 綻び始めたそこから先は 抒情も変質し 糞は稲光っているのです
稲光りを拾う手は 手そのものが X地点なのです>
中尾彰秀詩集「NUDE TAO HOUSE」 森羅通信の会出版 1992年
定価2000円 A5版 88ページ 25篇
(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価+送料無料
2012年02月15日
ふとかみさまの
<ふとかみさまの> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
憐れみや情をいかに抱こうが
どんなことがあろうとなかろうと
常に大自然は教えてくれる
究極人間も
宇宙一体であることを
夕暮れなどと言う
地球のさようならの姿勢で
意識の方向を
自意識、自我に走らせると
存在から神秘性が消失し
不安におののく実存になる
それを魂の落とし穴と言う
落とし穴にはまった多くの
詩人・音楽家・芸術家・現代人
しかしそれを決して
現代とは言わない
現代は精神世界・ヒーリングの時代
意識の方向は波動
「夕暮れどき」
<夕暮れどき 地球はやさしい音を立てながら ゆっくりと回転するらしい
暮れなずむ 空の下 草の上にすわって瞳をとじていると つつましやかな
気持になってくる
生きていることがいいことに思えてくる
手をのばせば この美しい時の流れに触れそう
ふと かみさまのことを考える>
山本なおこ詩集 現代児童文学詩人文庫 いしずえ 1200円+税
憐れみや情をいかに抱こうが
どんなことがあろうとなかろうと
常に大自然は教えてくれる
究極人間も
宇宙一体であることを
夕暮れなどと言う
地球のさようならの姿勢で
意識の方向を
自意識、自我に走らせると
存在から神秘性が消失し
不安におののく実存になる
それを魂の落とし穴と言う
落とし穴にはまった多くの
詩人・音楽家・芸術家・現代人
しかしそれを決して
現代とは言わない
現代は精神世界・ヒーリングの時代
意識の方向は波動
「夕暮れどき」
<夕暮れどき 地球はやさしい音を立てながら ゆっくりと回転するらしい
暮れなずむ 空の下 草の上にすわって瞳をとじていると つつましやかな
気持になってくる
生きていることがいいことに思えてくる
手をのばせば この美しい時の流れに触れそう
ふと かみさまのことを考える>
山本なおこ詩集 現代児童文学詩人文庫 いしずえ 1200円+税
2012年02月15日
宇宙の龍脈
<宇宙の龍脈> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
そこにある
どこにでもあるもの
表現という代物は
ほとんどの場合
意識と感情つまり理知で
形容してしまうから
抒情に止まる
山口牧生氏の美術作品は
理知で何かを作るのではなく
石であれば
ひたすら石の組成の
地球の歴史を包括した
地球一帯魂の対話だ
渦は渦巻き
風は風吹き
雨はそのまま流れ
石はどこにでもあるものとして
そこにある
だからこそそこにある
宇宙の龍脈
何らかの形を作る必要すらない
十数年前に
京都東山のギャラリーで
山口牧生氏の個展を観て
現代美術は思想であり哲学
そこにある
どこにでもあるもの
表現という代物は
ほとんどの場合
意識と感情つまり理知で
形容してしまうから
抒情に止まる
山口牧生氏の美術作品は
理知で何かを作るのではなく
石であれば
ひたすら石の組成の
地球の歴史を包括した
地球一帯魂の対話だ
渦は渦巻き
風は風吹き
雨はそのまま流れ
石はどこにでもあるものとして
そこにある
だからこそそこにある
宇宙の龍脈
何らかの形を作る必要すらない
十数年前に
京都東山のギャラリーで
山口牧生氏の個展を観て
現代美術は思想であり哲学