2014年11月06日

過ぎると足らず

<過ぎると足らず> 詩 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 寝室への家の階段
 数など数えたことはない
 夜電気をケチって
 つらつら薄闇を上る

 時たま
 一歩多くて
 宙を踏む
 この無重力感は
 得も知れぬ宇宙の第一歩
 あるいは処女航海
 まだ手を付けてない
 何かをしてみたら
 天使の声

 時たま
 一歩足らず
 爪先を打つ
 深夜の小太鼓は
 タヌキのぽんぽこ
 森の平和会議
 既にやった何かの
 反省を促す

 私はしかしその
 何れでもない
 在ると無いの狭間
 源
 地球を覆う 
 神の衣のごとき
 無限の静けさが
 森羅万象となる
 超科学的芸術現象に浸る  


Posted by nakao at 17:24Comments(0)

2014年11月06日

日本の報道界

<日本の報道界> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 足の取り愛
 掬い愛
 多々起こっている
 報道関係

 それは恥じるべきこと
 失敗は気にせず
 即座に謝り
 次を目指していかねばならない

 ライバルの弱点を突いて
 どうのこうのの根性は
 実は自ら真実を欺いていると
 言っているようなもの

 大切なのは
 普段真実に基ずいているかだ
 国の誤りを正すべく
 報道はある
 使命を果たすべし
 日本の報道界  


Posted by nakao at 16:47Comments(0)

2014年11月06日

うどかいさ

<うどかいさ> 詩 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 さ  いかどうですか
 さいかさん どう このぶっけんやすいよ
 さいかどうなの あのどうぶつえん
 さいかどうのこっとうひんやさん びじんのむすめまだいる
 
 うどかいさ

 地震列島に原発のあること自体
 安全科学ではない

 在ること自体は
 哲学の問題ですか
 存在論の罪よ
 騙されあらしめた
 国民の自業自得

 無謀なのに
 再稼働とは
 どんな面の勇気か
 原爆に懲りず
 日本はまたしても
 人体実験

 腹よじらせ地球監視の宇宙人
 笑うてる  


Posted by nakao at 16:36Comments(0)

2014年11月06日

神岩の扉

<神岩の扉> 詩 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 ラジオ音楽は
 もちろんモノラル
 安価で古く小さい
 ラジオで聴くのが良い

 高音は届くところに届かず
 低音は熟れ過ぎたスイカのごとく
 割れたりするが
 おじいちゃんの囁きの様に
 山のにおい背負って
 遥か昔からやって来る
 風情の中音がいい

 理知や感情の次元の
 欧米のものは外界に走って
 あまり魂に来ないが
 一年程前たまたまかかっていた
 マイルス・デイビスの「ビッチェズブリュー」
 40年振りに聴いて
 神岩の扉
 パカッと開いた

 (参考ピアノアルバム)

 中尾彰秀第29ピアノCD 「この世の出自と使命」 定価1000円
 森羅通信の会出版 2014年 60分 EPP(24)in「TOYBOX」での収録
 詩朗読と詩とのセッションと様々があるが、最後辺りの中尾彰秀のピアノ
 インプロヴィゼイションの部分は、マイルスやフリージャズを彷彿とさせる
 凄味がある。この日、キーボード即興の出来る人物を発掘する。

 {購入法} 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価+送料なし
   


Posted by nakao at 16:25Comments(0)