2010年07月03日
見逃し
<見逃し> 記 中尾彰秀
太平洋の波の打ち寄せのごとく
どよめく数千人の観客
うねりのリズムは
なぜかしら
まさにこれから脱皮する
とある動物の様に
一呼吸ごと
鈍い燐光を放つ
外は夜
青く霧が出ている
ピアノは隣室にしかなかった
私はそれを
神が隠したもうたと思った
即座に廻りを見回し
机と宴台を打楽器にする
数編の我が詩を朗読しながら
2010年7月3日の夢
外界の事象と教科書に捕われて
多くの方々は
本物を見逃している
詩も音楽も感動と言う感動も
今ここ
内なる無限にあること
太平洋の波の打ち寄せのごとく
どよめく数千人の観客
うねりのリズムは
なぜかしら
まさにこれから脱皮する
とある動物の様に
一呼吸ごと
鈍い燐光を放つ
外は夜
青く霧が出ている
ピアノは隣室にしかなかった
私はそれを
神が隠したもうたと思った
即座に廻りを見回し
机と宴台を打楽器にする
数編の我が詩を朗読しながら
2010年7月3日の夢
外界の事象と教科書に捕われて
多くの方々は
本物を見逃している
詩も音楽も感動と言う感動も
今ここ
内なる無限にあること
2010年07月03日
出来ちゃった結婚
<出来ちゃった結婚> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
1~20冊
1~15枚
一体何年かかったか
出しに出したものである
どの一つたりとも
作ろうとして作ったものでない
まして
習い覚えコピーしたものでない
何かに導かれるがまま
楽しんで来たのだ
出来ちゃった結婚の様な
世界唯一の物でありながら
誰しもが認める普遍性の塊
はち切れる癒しエネルギー
芸術的価値は計り知れない
中尾彰秀詩集 全20冊及び
ピアノアルバム15枚
新たかな詩界と音楽界を背負って
同時発売中!!
1~20冊
1~15枚
一体何年かかったか
出しに出したものである
どの一つたりとも
作ろうとして作ったものでない
まして
習い覚えコピーしたものでない
何かに導かれるがまま
楽しんで来たのだ
出来ちゃった結婚の様な
世界唯一の物でありながら
誰しもが認める普遍性の塊
はち切れる癒しエネルギー
芸術的価値は計り知れない
中尾彰秀詩集 全20冊及び
ピアノアルバム15枚
新たかな詩界と音楽界を背負って
同時発売中!!
2010年07月02日
おおもと
<おおもと> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
向こうの夜灯に群がっている
数万の者ども
離れているので安心していると
またたく間にここの灯へ
あまりの多さに
町会長さんに連絡
梅雨前のムッとする気候時
白蟻は新たな木を求め
巣立ちする
食い尽くされた家は
キック一発で崩れる
出処の家主さん曰く
前は〇〇さんの家やった
〇〇さんの家は人間共々もうない
蟻だけに責任は蟻にあり
人間は滅びても
蟻とゴキブリは滅ばへんで
私の言葉
百年千年万年先住動物の逞しさ
我々人間は口開けて見守る
今度はどこのパラダイスへ
おおもとは地球にありて白蟻や
最近癒し効果が認められてきた
習い覚えたのでない地球を譜面にした
我がピアノインプロヴィゼイション思い出す
向こうの夜灯に群がっている
数万の者ども
離れているので安心していると
またたく間にここの灯へ
あまりの多さに
町会長さんに連絡
梅雨前のムッとする気候時
白蟻は新たな木を求め
巣立ちする
食い尽くされた家は
キック一発で崩れる
出処の家主さん曰く
前は〇〇さんの家やった
〇〇さんの家は人間共々もうない
蟻だけに責任は蟻にあり
人間は滅びても
蟻とゴキブリは滅ばへんで
私の言葉
百年千年万年先住動物の逞しさ
我々人間は口開けて見守る
今度はどこのパラダイスへ
おおもとは地球にありて白蟻や
最近癒し効果が認められてきた
習い覚えたのでない地球を譜面にした
我がピアノインプロヴィゼイション思い出す
2010年07月02日
鳥の重さ
<鳥の重さ> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
あなたの人生を至福にする百の詩集(56)
「 鳥の重さ 」 井越芳子句集 フランス堂 2400円+税
2007年出版
詩に俳句は含まれている。
理解ある現代詩人にとってそれは常識。
創造的な面白い句があれば、詩として私は愛する。
天窓に冬の空あり待合室
みずうみの音持ち帰る12月
わたくしの暗きところに蜜蜂来
五月雨や石はあかりのやうにあり
みずうみの魚を濡らして桜南風
降る雪や耳は眠りの外に立つ
ふっと風なくなるところ寒紅梅
はくれんの影もろともに天へ伸ぶ
あなたの人生を至福にする百の詩集(56)
「 鳥の重さ 」 井越芳子句集 フランス堂 2400円+税
2007年出版
詩に俳句は含まれている。
理解ある現代詩人にとってそれは常識。
創造的な面白い句があれば、詩として私は愛する。
天窓に冬の空あり待合室
みずうみの音持ち帰る12月
わたくしの暗きところに蜜蜂来
五月雨や石はあかりのやうにあり
みずうみの魚を濡らして桜南風
降る雪や耳は眠りの外に立つ
ふっと風なくなるところ寒紅梅
はくれんの影もろともに天へ伸ぶ