2012年11月09日

選べること

<選べること> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 徒歩 自転車 車 電車 飛行機 テレポート(未来) タイムマシン(未来)

 目的に応じて
 われわれ現代人は
 足を選べる
 これにリニア高速列車が加わったら
 果たして利用するだろうか
 答えはノウ
 仮に一度乗っても
 その電磁波のえげつなさに
 命からがら逃げ帰り
 二回目はない
 心臓の弱い人や
 過敏症の人は
 その場で逝ってしまうであろう
 もちろん発癌にもスイッチが入りやすい

 九兆円もの投資は
 どえらい赤字となって
 神戸の海の空港と同じく
 国民にツケとして
 廻ってくるのは明白だ

 ちなみに
 地デジテレビは
 国民に選ぶ余地を与えることなく 
 強行されたが
 明らかに電磁波はきつくなって
 結果
 かなりの人は
 地デジチューナーさえ購入せず
 かなりの無駄が生じているとのこと
 選ぶ余地を与えない国の方針は
 明らかに間違っている

 当方は
 2011年8月24日以降
 自宅でテレビは
 観ていない
 見るべき番組も
 ないのではあるが
 選ぶ余地を与えぬ
 行為システムはむしろ
 暴力に匹敵する
  


Posted by nakao at 16:35Comments(0)芸術

2012年11月09日

夢も希望も

<夢も希望も> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 平和主義者が
 国のリーダーになると
 何をしてでも金を儲ける
 大企業は
 余り儲けられなくなって
 株は下落し
 大企業の下請けの
 中企業は不景気になり
 中企業の下請けの
 小企業はリストラされる
 
 何の資格も技術もない労働者が
 いかに働くか
 魂レベルのアイデンティティが必要
 大々的な人間性のアイデンティティが
 国を救う
 それ以外手はない

 そうと解っていて
 なお平和主義者が
 リーダーになるのは
 その国にはまだ
 奉仕の心で生きていける
 夢も希望も
 あるということ  


Posted by nakao at 16:13Comments(0)芸術

2012年11月09日

石からの手紙

<石からの手紙> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 みんなの人生を至福にする百の詩集(86)

 「想い--------米寿の願い」 神田好能詩集 竹林館 2012年 B6版 344頁 定価1800円+税

   並列の美は
   平和なる魂を掘り下げる
   そこにあるのは
   自らの命を慈しむ
   様々の生き物人間も動物も等しく
   並列する
   等しく並列するのが
   大自然の真相なのだ
   大臣医者学者庶民と
   インドの今でもある
   ヒンズー社会じゃあるまいし
   肩書出身で順番などない
   かくなる詩人の
   自作絵表紙は
   野原で並列する

   詩人の平和及び平等主義が
   如実にあらわれているのである

   なお、「石からのレター・メロディ」という
   絵と詩が双方ともモンゴルのモンゴル
   美術館に飾られているとのこと。

        「石からのレター・メロディ」

<何年か前 一億年も前のことかもしれない 地球が出来て冷えてゆく頃のこと
 かもしれない 

 その白い石を見たとき そんな雄大なロマンを見たような気がして 何時か描いて
 見たいと夢を持った 温めていた夢をキャンパスに乗せたとき 胸がときめいた

 石だと思って描いているわたしに 石が耳打ちをする 「ここにこうしていられるのも
 平和だから」 話し掛けてきた白い石の穢れのない声 

 ああ  ああ そうなんだ ここに原子爆弾が飛んできたら この美しい 水で 雨で
 磨いてきた石も 一瞬にして 吹っ飛んでしまう 

 自然に出来た石たち 美しい木 樹木 花たち 小鳥のさえずりも 吹っ飛んでしまう

 石はわたしにささやく 音楽も文化も平和がいいとささやく 鉄砲や爆弾は物も 心も
 破壊する 泣き叫ぶ子供らの声を聞くのは悲しい いま石は 叫んでいる キャンパス
 の前でわたしも一緒に叫んだ 平和がいいと叫んだ     2008年>


  


Posted by nakao at 15:59Comments(0)芸術