2013年08月15日

地下走行

<地下走行> 記 中尾彰秀                  詩人・ピアニスト・ヒーラー

 地下走行の前例は
 多々ある
 京都にせよ
 大阪にせよ
 大都市では当たり前
 地下鉄があり
 地上には一般住宅があり
 しかし電磁波のレベルが違う

 途方もなく高い有害電磁波の
 リニア新幹線
 数センチ宙に浮く
 一直線高速だから
 住宅地もウラン鉱脈も
 避けられない
 
 また地震の電磁波は
 地盤を通過してやって来るから
 リニア新幹線の電磁波は
 言うまでもなく
 お越しになられる
 有害無害を論じる前に
 有害影響を受ける過敏の人が
 世の中わんさといるのだから
 それを無視して
 民主主義も文化文明の
 本当の発展もない

 うちの地下は
 リニアが走る・・・・・・未来の流行語

 あんた反対せんかったん?
 明石空港と一緒やで
 赤字確実やのに
 強引に
 国と企業と議員が・・・

 ちなみに
 地上の地権者に
 お金を払わなくていいから
 建設は穴掘りだけで
 安上がりだとさ
 日本列島なめんなよ
 なめ猫

   


Posted by nakao at 17:02Comments(0)芸術

2013年08月15日

丘の上の花畑

<丘の上の花畑> 詩 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 丘の上の花畑は
 色とりどり
 何と多くの花咲き乱れ
 一本一本は
 静かに光の源に
 両手差し伸べ
 無色無音のシンフォニー
 奏でている

 何かを探し求め
 各地を彷徨った若い頃の
 そのままの心で
 夢の中私はやって来た

 なぜかしら 
 胸を締め付けられる

 かつて何かが足りなくて
 何かを探し求めていた

 何が足りなくて
 何を探していたのか

 いつしか気付く
 私の胸の奥から
 この世のものと思えぬ
 とてつもなく
 美しい花が
 湧くがごとく咲いて
 一瞬で永遠を
 体現していることに

 いつだって
 質問と答えは
 同じ場所にあるのだ  


Posted by nakao at 16:38Comments(0)芸術