2014年06月04日

片棒担ぎ

<片棒担ぎ> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

     -------速いばかりが能じゃない-------

 20年程前になるだろうか
 香港・中国へ行ったとき
 棒を担いで籠に
 アヒルか何かを入れていた
 お祖父さんがいた
 懐かしき美しさに
 これはと思ってすかさず
 写真を撮ったところ
 少し離れた所から
 シェンエンシェンエン(千円)と叫びながら
 青年が飛び出して来た
 老人を使って
 彼らは働いているのだ

 片棒担ぎ

 有害さは過激にあるのに
 いいところしか書かない
 雑誌・新聞
 リニア新幹線に関して
 正しくこれを
 片棒担ぎと言う

 (1) リニア新幹線は八割以上が
    地下40メートルを走る。30メートルを越すと
    地上の住人は地権がなくなるので反対出 
    来ない。そんなことも知らずに賛成してしま
    ったら、はいそれまでよ。
 (2) 強烈な電磁波は地下はおろか地上にも
    乗客にもとてつもない健康の悪影響を及ぼす。
    乗客には電磁場も。ペットにはさらに危険。
 (3) 地上の地価はもちろんゼロとなる。
 (4) 物見遊山で一度は見に来ても、所詮害のあるもの。
    2度目は誰も来ないから経済効果は机上の計算。
 (5) 大電力喰いなので、原発が前提。
 (6) 南アルプストンネルはじめ膨大な自然破壊。
 (7) 大規模な工事による公害や交通渋滞は免れない。
 (8) 轟くがごとき轟音。聞いたのかと言われるが、聞きたくもない。 
 (9) 初めのお金は企業が出しても、後後の赤字は
    国民にかぶさる。そんな馬鹿な話はない!!
    それが為の消費増税なんて!!
 (10) 速さを競うよりも、味や人間性で勝負すれば生き残る可能性が
     断然高い。

  


Posted by nakao at 15:24Comments(0)