2015年04月29日

Uターン

<Uターン> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 田舎にUターンして
 何か良いことあったのか
 良いことずくめで
 むしろ戸惑っている

 大自然と伝統コピー文化以外
 ロクなものは何もないから
 自ら創って
 自らが創始者
 創造力ない人間は
 早々と尻尾巻いて
 大都会へ逃げた

 自らが創始者とは
 なんと素晴らしい!!  


Posted by nakao at 16:54Comments(0)

2015年04月29日

世界を引導

<世界を引導> 詩 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 とおいところにでかけて
 とおいところからきてもらって
 いずれでもなく

 ここにいながら
 ここははるかなここだから
 せかいをいんどうできる

 ぜろとむげんの
 ひとしきにおいて
 かぜのはらわたこきゅうし
 とりのはばたきの
 まんなかのうにいしょくし
 いんとようのひとつになった
 そんざいのみなもとほりさげる

 いやなにあるくとは
 みぎひだりみぎひだり
 てなぐあいに
 しんらばんしょううつくしく
 せかいをいんどうすることだ  


Posted by nakao at 16:45Comments(0)

2015年04月29日

湯たんぽのシュー

<湯たんぽのシュー> 詩 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 ラムネの栓
 抜いたよな音立ててから
 冷めた湯を放出するのだ
 甲羅干しの後は昼寝して
 また次の出番待つ
  
 湯たんぽゆったり
 ゆったり湯たんぽ
 何湯うたんぽぽぽ

 亀でも
 ハンバーグでも
 お好きな外見で

 昨晩見た夢
 大ホール多くの人の集う中 
 湯たんぽのシューに発して
 みんながシュシュシュー
 きらめく魂の重厚な
 ピアノインプロヴィゼイション
 また何れかの期会に  


Posted by nakao at 16:34Comments(0)