2010年08月07日

「死」なる漢字

＜　「死」なる漢字　＞　　　記　中尾彰秀

　地平線の下に
　夕日（夕ヒ）が沈む
　死

　五時から男や夜活躍される御方には
　なめんなよと言われそうだが
　シ―と静かに
　想念ならず
　それ以前の
　大自然の波動に入り込むと
　いずれ地平線をはねあげるエネルギーが
　じわりと感じられるのだ

　死は再起を秘めた
　ドラマチックなものなのだろうか
　例え来世であろうとも

　　　　　詩集「静かな背ビレ」より、発想を
　　　　展開しました。  


Posted by nakao at 18:32 │Comments(0) │芸術

2010年08月07日

「生」なる漢字

＜　「生」なる漢字　＞　　　記　中尾彰秀

　土の上に
　人居りて
　生

　人でなかったら
　生ではないのかと
　屁理屈を言われそうだが
　漢字を作り
　お世話になるのが人

　土なる大地・地球が
　生きる上で
　いかに大切かを
　実感

　　　詩集「静かな背ビレ」より  


Posted by nakao at 18:12 │Comments(0) │芸術
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