2010年08月16日
ステキな詩に会いたくて
<ステキな詩に会いたくて> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
「ステキな詩に会いたくて ----- 54人の詩人をたずねて -----」
水内喜久雄著 小学館 1400円+税 2010年出版
詩のメジャー化は必要である。一番敬遠されている詩。しかし、最も
根本であり、最も面白いもの。
この本は、中日新聞の連載コラム「詩と歩いて」で紹介された54人の
詩人のエピソードを、やさしく書いている。
全体の流れとして、決して、心の闇に閉じこもりそこに言葉のニュアンス
の塊を見出すというごく一部の現代詩を扱うことなく。癒しの方向に開かれ
た魂の詩をこそ大切にしている。結果、いい意味でのメジャー化であろう。
詩人名・敬称略 谷川俊太郎 まどみちお 新川和江 茨木のり子
石垣りん 内田麟太郎 阪田寛夫 辻征夫 川崎洋 有馬高支(たかし)
吉野弘 佐藤潤子 高丸もと子 折原みと あわやまり 蒔田晋冶
はたちよしこ 木村信子 岸田ネ今子 田中章義 島田陽子 三島慶子
木坂涼 アーサー・ビナ―ド 葉祥明 木島始 山本和夫 野呂永日(さかん)
下田喜久美 草野信子 山崎るり子 宮中雲子 覚和歌子 滝和子
門倉さとし 宇佐美孝二 津坂治男 伊藤芳博 鈴木敏史 原田直友
江口あけみ 醍醐千里 中島未月 山本純子 おーなり由子 宇部京子
永田萌 みつはしちかこ 大岡信 工藤直子 俵万智 黒木瞳 糸井重里
藤田恵美
「ステキな詩に会いたくて ----- 54人の詩人をたずねて -----」
水内喜久雄著 小学館 1400円+税 2010年出版
詩のメジャー化は必要である。一番敬遠されている詩。しかし、最も
根本であり、最も面白いもの。
この本は、中日新聞の連載コラム「詩と歩いて」で紹介された54人の
詩人のエピソードを、やさしく書いている。
全体の流れとして、決して、心の闇に閉じこもりそこに言葉のニュアンス
の塊を見出すというごく一部の現代詩を扱うことなく。癒しの方向に開かれ
た魂の詩をこそ大切にしている。結果、いい意味でのメジャー化であろう。
詩人名・敬称略 谷川俊太郎 まどみちお 新川和江 茨木のり子
石垣りん 内田麟太郎 阪田寛夫 辻征夫 川崎洋 有馬高支(たかし)
吉野弘 佐藤潤子 高丸もと子 折原みと あわやまり 蒔田晋冶
はたちよしこ 木村信子 岸田ネ今子 田中章義 島田陽子 三島慶子
木坂涼 アーサー・ビナ―ド 葉祥明 木島始 山本和夫 野呂永日(さかん)
下田喜久美 草野信子 山崎るり子 宮中雲子 覚和歌子 滝和子
門倉さとし 宇佐美孝二 津坂治男 伊藤芳博 鈴木敏史 原田直友
江口あけみ 醍醐千里 中島未月 山本純子 おーなり由子 宇部京子
永田萌 みつはしちかこ 大岡信 工藤直子 俵万智 黒木瞳 糸井重里
藤田恵美
2010年08月16日
批評不能
<批評不能> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
どうにもこうにも批評不能の詩集
捉え所がない
人生の世界の自分自身の
捉え所のなさを
これ見よがしに
書いている詩
何も掘り下げていない
言葉だけの詩
せっかく送付してもらっていても
永遠にお礼の返事を書けないでいる
まさか返事を期待していないだろうが
詩は下手でもよい
深きに至る人生を引っ提げて
堂々と書くべし
どうにもこうにも批評不能の詩集
捉え所がない
人生の世界の自分自身の
捉え所のなさを
これ見よがしに
書いている詩
何も掘り下げていない
言葉だけの詩
せっかく送付してもらっていても
永遠にお礼の返事を書けないでいる
まさか返事を期待していないだろうが
詩は下手でもよい
深きに至る人生を引っ提げて
堂々と書くべし