2010年09月09日

三龍一体

<三龍一体>  記 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー

 中尾彰秀第18詩集「龍の風」を思うにつけて
 三体の龍が実感される。

 (1) 本体の詩群  シュール+リアリズム、27篇、128頁

 (2) 付属するピアノCD  「南方熊楠へのオマージュ」
        中尾彰秀ピアノインプロヴィゼイション、13曲、60分

 (3) 表紙   世界的ヒーリングピアニスト松尾泰伸氏のアルバム
          より了解を得ていただいた、龍のごとき写真。

 この詩集三冊購入すると、九龍(クーロン)となります。
 一冊ではサンロン、それで充分ですが。
 表紙の帯にはこうあります。
 「マグマとなって 噴出する 詩人の魂は 聖性を帯びた
     癒しの 風を 巻き起こす」
 なお、このピアノアルバムは、特に面白く、マンネリになりつつある
 私自身の即興に良い刺激を与えてくれている。そして、言うまでもなく
 新しいクラシックのごとき癒しの音楽が此処に歴然とある。また、2007
 年は「EARTHPOEM賞」受賞の年でもあります。思わず気の引き締ま
 る詩集なのです。

 中尾彰秀詩集「龍の風」 竹林館 定価3000円+税 2007年出版

(購入法)郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604(おお供養を世に苦労多し)
                      定価3000円+送料200円
                


Posted by nakao at 17:37Comments(0)芸術

2010年09月09日

「待つ」も「松」の内

<「待つ」も「松」の内>   記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

  ピアノがある
  偉風堂々としたパンフ
  真に受けていざ行ってみると
  電子ピアノ(キーボード)
  和歌山に限るのか
  何回かそんなことがあった
  スタインウエイよりベーゼンドルファー
  ベーゼンドルファーよりシュタイングラヴアーゾネ
  お金もないのに
  普段そう思っているピアニストにとって
  このずっこけは
  先制パンチだ

  調律ならぬ調整によって
  精妙な音質となる生ピアノを
  バカにしているのか
  解っていないのか
  立ててはならぬ腹も
  つい立ってしまうのだ

  <一句>
  
  ああこりゃりゃ待つも松だよ秋の空  


Posted by nakao at 16:46Comments(0)芸術

2010年09月09日

誰の詩・誰の曲

<誰の詩・誰の曲>  記 中尾彰秀    詩人・ピアニスト・ヒーラー

  世界の皆さ――――――――――――――――ん
  ちょっとここらで
  心を豊かにしませんか

  それいいねえ
  誰の詩
  誰の曲
  私ので―――す
  と言えるようになりましょう

  これは
  著作権の問題ではない
  人間性の問題だ  


Posted by nakao at 16:26Comments(0)芸術