2011年02月04日

美しき戯言(3) 聖なる木

<美しき戯言(3) 聖なる木>  記 中尾彰秀      詩人・ピアニスト・ヒーラー

 何度か聴いていると
 霧にまみれ
 あるいは晴れやかな場で
 あるとないの狭間突き抜けた
 抱きの姿勢で
 ふっと浮かんでいる大木
 私の第17ピアノCD「聖なる木」のトリ
 曲名「聖なる木」
 ピアノ・キャピタル(アメリカ製)
 ソロ・10分

 「聖なる木、それは私」
 詩人塔和子氏が使っている
 「This is it」
 マイケル・ジャクソンが使っている
 「聖なる木 THIS is i am」
 私はこれ

 中尾彰秀第17ピアノCD「聖なる木」
 森羅通信の会出版・定価1000円 60分 11曲
 
 「処女航海」 詩・飛鳥彰  「水の意識」「鉛筆削りの影」「宇宙の実」
 「雨のことば」 詩・名古きよえ   詩・船曳秀隆
 「ポルトガル旅情」 詩・田村照視     以上セッション
 「足元の虹」(1)(2) 「光の本質」「タコタコ上がれ」「聖なる木」 以上ソロ

 (購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
                        定価1000円+送料200円  


Posted by nakao at 17:39Comments(0)芸術

2011年02月04日

美しき戯言(2) そびえ立つ

<美しき戯言(2) そびえ立つ>  記 中尾彰秀     詩人・ピアニスト・ヒーラー

 数年後そびえ立つ
 阿倍野超高層ビル
 チンチン電車通り隔て
 「詩を朗読する詩人の会”風”」の会場の眼前
 
 以前の建物の解体
 だいたらくな穴掘り
 ひと月ごとに変わった
 周辺の歩道ルート
 私もプロセスの目撃者
 私も聞いた
 地底からの言葉ならぬ音
 「かんるやだまらえまお」
 逆読みして
 何んとか解る

 高度成長という夢を
 いまだ持っている人がいる
 便乗して群がる人がいる
 それらに背を向け
 らんらんとした眼で
 詩にいそしむ人がいる  


Posted by nakao at 17:02Comments(0)芸術

2011年02月04日

美しき戯言(1) 玉手箱

<美しき戯言(1) 玉手箱>  記 中尾彰秀        詩人・ピアニスト・ヒーラー

 何処から
 出でるかや
 あのとろけるがごとき旋律

 まるで玉手箱やねえ
 本物の即興音楽は
 習い覚えるのではなく
 奏者すら驚く
 神人一体の地平から  


Posted by nakao at 16:45Comments(0)芸術