2011年04月05日

唯一無比

<唯一無比> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 みんなの人生を至福にする百の詩集(9)

 「うちゅういち」 中尾彰秀第13詩集 竹林館 2003年出版 ポケット版 800円+税
                             58ページ 22篇

         「あとがき」

<縞馬のシマの漢字を調べようと、「広辞林」947ページを見開けば、
 縞は高価なんやねと感心するも、すぐ横に「詩魔」てのがあった。「
 人にとりつき詩情を刺激して作詞にふけらせる魔力。詩にふけること
 を悪魔の仕業とみなしていった語。」とある。詩人として意気る若者
 は、誰しもが陥る魔とも言えるが、癒しにいたらぬかような詩は人間
 の過去の歴史なのだ。詩史に陥ってもまたいかぬということ。年齢重
 ねた苦の重さもおよそ真実にほど遠い。

      プロセスならぬ
      今ここにある
      奥深きものが私

      自らをもって
      最大最高のリアリズム
      私は感じる
      私は呼吸する
      私は観る
      
      私の内なる 無限 ひかり 感謝
      たまさかに 同時に 日々の暮らし
      詩 音楽 写真 気踏 ことごとく

      唯一無比
      うちゅういち
      宇宙一体

      私が私であること
      あなたがあなたであること>

 教訓(1)    「あとがき」もちゃんと書いておけば
          立派な作品になる。
 教訓(2)    ちいさいさい、ポケット版でも中身はでっかいどー!!
 教訓(3)    これが800円、プライスバリュー抜群!!

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Posted by nakao at 18:19Comments(0)芸術