2011年04月08日

箪笥とダンス

<箪笥とダンス> 記 中尾彰秀          詩人・ピアニスト・ヒーラー

 タンスとダンスは
 似て異なるもの
 しかし
 タンスの奥の奥から
 時空超え
 ダンスするもの
 夜ごと
 出て来ることがある

 参照  中尾彰秀詩集「レディナダ」 竹林館 定価2000円+税
             出版2006年 A5版 33篇 128ページ
      
            「タンス」

<春の夜こだまをためてタンスとゆ    無言のまま どこから どこへ
 行くのだろう ふと そのあるものの 腰据えた存在の 腰を 見据えて
 いると タンスをタンスと言う 言葉とともに 人間のあらゆる関わりの
 想念 ふっと消え 膨大な感謝に包まれる 美しい湖のある 森の薄蒼い
 溜息は むしろその言葉 深夜 タンスの中で ダンスする あれらは・・・
 かつて 百年前後 日本の奥深いところに立ち その後百年前後 我が家
 の三階寝室に立ち さらにその後 野となり 山となり 宇宙となる>

(詩集購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
                    定価2000円+送料200円  


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2011年04月08日

取り違い(C)

<取り違い(C)> 記 中尾彰秀        詩人・ピアニスト・ヒーラー

 私はマイナーでね
 相手を傷つけぬため
 ほとんど冗談でそう言う
 奥深き本質を捉えたマイナーは
 メジャーより遥かに創造的で
 あるにもかかわらず  


Posted by nakao at 18:07Comments(0)芸術

2011年04月08日

取り違い(B)

<取り違い(B)> 記 中尾彰秀         詩人・ピアニスト・ヒーラー

 カルマ背負ったごとく
 重い重いと自慢せぬように
 魂と肉体の重さを足すと
 ゼロ、ニュートラル
 魂は時空を超え
 浮くからね  


Posted by nakao at 18:00Comments(0)芸術

2011年04月08日

取り違い(A)

<取り違い(A)>  記 中尾彰秀

 安全ならば
 設置の時
 お金をばらまかない
 現時点で安全とは
 将来極めて
 危険ということ  


Posted by nakao at 17:54Comments(0)芸術

2011年04月08日

自由自在

<自由自在> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 好きな形になるのが
 自由自在ではない
 どんな形においても
 魂の奥深さを持っていること
 それが自由自在  


Posted by nakao at 17:48Comments(0)芸術