2011年04月11日

宇宙の実

<宇宙の実> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 外界に支配されぬ
 内なる心情はシュール
 一見平坦な朗読が却って
 哀愁に満ちた深さを滲ませる
 ピアノの音域はマイナーにした
 もちろん即興
 
 闇を爆破し
 内なる光に
 そのダイナミズム
 そのプロセスからして既に波動

 詩----------船曳秀隆    ピアノ---------中尾彰秀
 使用ピアノ----------スタインウエイグランド
 演奏日----------2010年12月11日   時間-------5分
 場所--------「ブリランセピアノサロン」
 イベント名---------「TAOやな京都」
 収録アルバム--------中尾彰秀第17ピアノCD「聖なる木」
              (森羅通信の会出版 定価1000円 11曲 60分)

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 
                定価1000円+送料200円

  


Posted by nakao at 18:03Comments(0)芸術

2011年04月11日

ポット

<ポット> 詩 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 ポットよポット
 あなたはどうして
 ポットなの

 褒められるとすぐにポットして
 純情派だから
 いつも中の液体は
 人間の胃を満たしてくれる
 自らは空になって

 奉仕の心は
 みずみずしい
 だからポット
 私は知っている
 中でも高級な君は
 超能力のあることを
 魔法瓶  


Posted by nakao at 17:40Comments(0)芸術

2011年04月11日

愛空海地球

<愛空海地球> 詩 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 結構涼しいので3す
 髪を少しひらひら
 鼻くそホロホロ
 風が起こるように
 パラパラパラ
 本をめくる
 とにかくめくり続ける

 するとどうだ
 幾つかの活字が
 頁を飛び出して
 踊るではないか

 製本の問題ではない
 言葉の本質の問題
 活字であっても
 生きている

 愛 空 海 地球  


Posted by nakao at 17:25Comments(0)芸術

2011年04月11日

予感

<予感> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 目には見えねども
 ちょっと毛穴立って
 尊い何かがやって来る
 私の魂の奥座敷めがけ
 
 予感するときは
 そこでじっと瞑入り
 瞑入りの内の大広間で
 ひらめきの成熟を待つ

 詩ことば・音楽

 お好みのジャンルの
 小道具で
 あらわれる
  


Posted by nakao at 17:13Comments(0)芸術