2011年07月08日

黄金の合唱

<黄金の合唱> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 誰しもが
 一生に一度は
 世界が一つになって
 合唱しているような気概を持つ
 あえてベートーベンの第9を聴かなくとも
 心の純粋な人は
 あるいは詩人は
 日の出日の入りに
 それを感じもする
 私は四六時中だから
 詩人・ピアニストにヒーラーを加えた

 この詩、終行の「死ぬまで居すわる命」は
 ブラックジョウク。

     「黄金の合唱」

<本当は地から湧き出したのに 天からだよと クスッと笑ってから降る雨
 
 本当はその都度初めてなのに 百兆億回目のごとく波打つ 嘘吐きの海

 本当は宇宙遥かからやってきたのに 内からの表現だよと 酔い痴れる人間

 本当は深いところで結びついているのに 違う物であるかのように 森羅万象

 本当はひとつひとつが奇跡なのに いざあれば当たり前 死ぬ迄居座るいのち>

   掲載 中尾彰秀詩集 「呼吸のソムリエ」 竹林館 3000円+税 平成12年
                             A5版 30篇 108ページ

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価3000円+送料200円  


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2011年07月08日

原発さよなら関西集会

<原発さよなら関西集会> 記 中尾彰秀          詩人・ピアニスト・ヒーラー

 戦後高度経済成長の美名に浮かれ
 我々人間は
 本当に大人げないことを
 してきたものだ
 それを
 暗黒のエネルギーに引っ張られてとか
 物的強欲の結果の天罰とか
 表現はいろいろ

 しかし
 自然破壊ばかりでなく
 生きとし生きるものをいつくしんで
 大自然を大切にする
 良い面もたくさんあるのだから
 これからどうするかが大事

 地球規模の大災害が
 いつどこで再びあってもおかしくない現在
 脱原発は今
 大きなうねりとなっている
 かような集会が
 大阪で7月10日にある

       「原発さよなら関西集会」

<3・11福島第一原発事故の大惨事を伴って、「原発の安全神話」の崩壊が現実の
 ものとなりました。3ヶ月を過ぎた今も事故収束の目処はたたず、深刻な放射能汚染
 と被ばくが日々進行しています。政府は東京電力の救済にやっきとなり、被害を受け
 た農漁業者、被ばくを強いられる福島の子どもたちは置き去りにされたままです。酪
 農家は「原発さえなければ」と悲痛な叫びを残しました。原発事故は生活の基盤を根
 こそぎ奪い、多くの人々の生活と健康を脅かしています。
 政府は原発と核燃料サイクル政策をいまだに続けようとしています。他方、海外では
 福島事故によって、ドイツ、スイス、そしてイタリアも脱原発へと国の政策を転換しまし
 た。日本国内の世論調査でも、原発反対が過半数を占めるようになっています。定期
 検査で次々と止まる原発の再稼働を許さなければ、来年3月には全てが停止します。
 市民の声を一層強めて、原発からの脱却を実現させていきましょう。>

 そういった趣旨の集会。
 主催  琵琶湖の水がみんなのいのち・さよなら原発ネットワーク
 日時  7月10日(日)午後1時30~4時45分
 場所  浪速区民センター1Fホール
      大阪市浪速区稲荷2丁目4・3
        地下鉄千日前線「桜川駅」7番出口徒歩5分
        JR環状線「芦原橋」徒歩10分
        JR「なんば」徒歩15分
 参加費  一般700円 大学生以下300円(被災された方は無料)  


Posted by nakao at 14:21Comments(0)芸術