2012年02月07日

波動音域詩域

<波動音域詩域> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 波動音域
 波動詩域

 何でも波動やでとは
 頭で考えただけの世界
 軽はずみもいい加減にしましょうね
 何れも
 内なる大自然宇宙の
 極小と極大の一つになった
 森羅万象の深層が自らであるという
 多次元の流れの波調によって
 成り立っている
 言葉であることは詩であり
 詩であることは音楽である
 それを実践する私にとって
 何れか一方をお勉強される方がいても
 宇宙一体波動に至っていないのが
 お見通し

 かく言うからには
 ここに最新の証拠物件あり

 中尾彰秀第20ピアノCD 「薔薇の宇宙」 
   森羅通信の会出版  定価1000円
 詩のセッションは おしだとしこさん 大西久代さん 
             船曳秀隆さん 尾崎まことさん
 他は、ピアノソロ 全60数分 13曲 創作落語あり

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
              定価1000円+送料200円
   


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2012年02月07日

タイムトラベル

<タイムトラベル> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 2024年タイムマシンが出来上がり
 取りあえずは公務員のタイムトラベラー第1号
 が出現する
 名前はジョン・ターター
 ヒーリングのお好きな新人類月刊誌
 「アネモネ」に載っていた
 とある超能力者の未来予知
 果たして本当かどうかは
 10年後に判明する

 つい先日私は
 電車に乗っていた
 和歌山に帰るはずが
 どうも違う方へ行っているようなので
 おかしいなと思い
 途中で降りた
 そこはどこかで見たような景色でありながら
 どうも違う
 木造のゆかしい会館やら
 林立する建物と松林の連続
 ガソリンスタンドの横のレストランで
 奇妙に小さいオムレツを食べる
 卵もケチャップも味はない
 とうに夜になっている
 とにかく家に帰るべく
 歩き続ける
 ふと自らの太腿に気付くと私は
 ミニスカートはいた女の子なのだ
 さらに歩き続けると
 労働者の群衆が線路沿いに
 同じ方向に進んでいる
 薄暗い街並み暗い人間
 この衣服は------
 戦後間もない時代

 そこで目が醒め
 小便に立つ
   


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2012年02月06日

源より出でる音

<源より出でる音> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 「護摩山の霊光」-----------中尾彰秀ピアノソロ曲、収録CD「ROADOFANGEL」
                        2010年ライブハウス「デサフィナード」にて

 「静かな背ビレ」-------------中尾彰秀ピアノソロ曲、
                収録CD「夜明けの砂浜で地球の背ビレを」
                高石中央公民館にて、2011年

 上記何れも
 ヒーラーの一人である池澤廣佳氏が撮影した
 くっきりと地球の霊光の浮き出た写真を展示しながら
 即興演奏した。
 いずれの曲も全く違うものの、等しく
 宇宙一体癒し波動エネルギーに充ちている。
 存在を魂の奥底から優しく抱く波動音域。
 ここに我々は、いわゆる音楽とは異次元の
 強烈な光のオーラを感得するのである。

 「ROAD OF ANGEL」 中尾彰秀第16ピアノCD
 「夜明けの砂浜で地球の背ビレを」 中尾彰秀第19ピアノCD

(アルバム購入法)

 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
        各定価1000円+送料一回に付き200円


   


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2012年02月06日

懐かしさ

<懐かしさ> 詩 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 飽和状態の心に
 新鮮な空気を
 入れるのだ

 新鮮な空気にある
 深い森
 遠い湖
 見上げる山
 見回す田んぼ
 程好い距離の懐かしい町
 いつもそこで一緒に働いて
 汗を共に流していた
 懐かしい人
 彼らにとって私は
 とうに忘れられた存在かもしれない
 にもかかわらず
 たまたま電車で合った彼は
 覚えていた
 私も覚えていた

 懐かしさに歴然とある
 時空超えた柔らかいもの
 誇り高高に
 痛みも苦しみも喜びもそのまま
 私の魂の底に
 静かに座している  


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2012年02月05日

風の精のいたずら

<風の精のいたずら> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 どんなことがあろうと
 捨てたものじゃないよこの世界

 気付くか気付かないか
 何の理由もなしに
 感謝の心を持つと
 ブーメランのように
 帰ってくるものがある
 神様のいたずらか何か
 分からないが

 ただ一つ言えることは
 物質的な心の次元には
 物質を超えた最も大切なものが
 やって来ないってこと

      「風の精のいたずら」   三浦千賀子

<風が強く 木漏れ日がキラキラと 映える朝だった

 バス通りを歩いていたら 後方からバスがやって来たので 慌てて
 停留所めざして走る

 足の悪い私が 走っても追いつかない ああ 今日もダメか と思っていたら

 バス停にいた 背の高い青年が ふと私の姿を認めた 

 それから 彼の動作は スローモーションになった バスが止まっても 乗降口に
 足をなかなかかけない

 私の方を見ながら ゆっくりしている ---大丈夫 と言っているように

 青年を目の前にしたとたん 彼は乗り込んだ まなざしの深い若者だった

 それはほんの十秒にも満たない 短い時間だった

 ここは風の通り道 木の葉がくるくると転がる 

 あれは風の精の 粋な いたずらだったのだろうか>

        詩 三浦千賀子   「野の花」第16号より  


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2012年02月05日

原発震災前夜

<原発震災前夜> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 チエルノブイリ原発の爆発のおかげで
 和歌山の日高原発は
 無期限延期となった
 その件を人はあまり言わない
 痛し痒しの善悪心からだ

 もしもド級の地震がまたあったら
 また爆発するに違いない日本の原発
 いまだに54基もある
 地殻断層の上にオッチンしている
 いざの時数十キロ圏内は
 一体どうなるのか

 推進者は議員であろうとなかろうと
 責任を取らねばならない
 責任取るから推進できる
 と言うものでもない

 今日も原発震災前夜
 明日も原発震災前夜
 明後日も原発震災前夜

 クリスマスイブやったらええのに
  


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2012年02月05日

なぜ詩を書くのか

<なぜ詩を書くのか> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 なぜ詩を書くのですか

 若いとある女性に
 問い掛けられた

 古典的な質問
 バカバカしい素直な質問
 質問自体が訳解っていない質問
 頭で考えた質問

 (1) 詩を読めばそこに答えがある
 (2) ぼくちゃん詩がなければ生きていけないのよーん
    なんて聞いた風な答えを期待する質問に
    かなり白けながら、少し本質論を語る

    宇宙一体波動エネルギーが降ってくるから
    これは万人を存在の基から幸せにする
    癒しの力である
    即興音楽も同じ法則なのだ
 (3) もう既に、感情がどうのこうのの
     抒情の時代は終わっている
    ましてや、自意識泥沼のものは
    ごく一部の学校やアンコウ鍋いや暗黒闇の
    心に捕らわれた派閥だけとなっている。
 (4) 質問は頭で考えるが
    答えである作品は、魂の次元である。
    魂とは何か。宇宙一体波動エネルギーである。
 (5) 当方の既刊、20冊の詩集及び20枚のピアノアルバムを
    ぜひご賞味ください。ライブに来るのもいいですねー。
    ジャンジャン  


Posted by nakao at 17:15Comments(0)芸術

2012年02月04日

名古きよえ新詩集

<名古きよえ新詩集> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー
  
 みんなの人生を至福にする百の詩集(45)

 「消しゴムのような夕日」 名古きよえ詩集 土曜美術社 2012年 A5版 135ページ
                            2000円+税

      犬は深いものを伝えようとしない
      伝える必要がない
      内なる自然持つ獣として
      隠しておけばそれでよい
      何事もやたら伝えようとする人間様は
      何だか浅ましい

      詩は確かに
      多くの人に伝える手段でもあるが
      その前に
      自らの確たる大自然を持ち
      いかなる場所でも
      それを貫くことが詩である
      生きざまである

      戦後、町中に暮らすようになった
      大詩人 名古きよえ は、いかなる暮らしを

         「都会の魚」

<渇きを癒す雨が 白い街をおぼろにつつむ 肌に湿った汗と 魚の鱗
 喫茶店は西洋のカフェのようで いつもにぎわっている

 百席ある二階の 恋人たちが眼を合わすように ガラスコップが光り
 読書する旅人や パソコンから離れない学生の膝元に ちらちら見える
 銀の魚

 中年の女たちがいる一隅から ヒヨドリの縄張りがはじける 耳を刺す
 腰が浮く 「もう時間だよ」と彼がいった 「水分は充分です」とわたしは
 立ちあがった

 高層ビルは雨に濡れ 細長い藻が垂れて 魚がたわむれている わたしの
 胸が少し痛い 彼も痛むのかしら? わたしたちは喪服 知人の葬儀に行く

 乾かないように---- アスファルトがささやく 
 久しぶりの雨ね--- 街路樹がささやく
 めくれ行く街の中で 誰も背中を持たない

 光りと蔭の中に見える銀の魚は だから 言葉でもなく愛でもなく
 鉱物の嘴 ヒトの笑顔を 潤滑油のように舐めている>

   


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2012年02月04日

進化論15

<進化論15> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

   佐相憲一 個人詩誌

 詩に関する情報が
 驚くべき質量を伴って
 詩人 佐相憲一氏に集中する
 詩誌「進化論」はそれのみならず
 佐相氏の詩への熱い思いが
 記され伝えられる
 今号は「21世紀の詩想の港」(コールサック)
 の抜粋がひかる
 事実をちゃんとふまえる重要性
 と人間性による優しい夢を持つこと

 現代は2000年代であり
 21世紀であるが
 これらは20世紀時代の精神文化風土
 に基ずく詩芸術だなあと
 私は見ている
 現代は宇宙一体波動癒しエネルギー
 タオの時代である  


Posted by nakao at 19:39Comments(0)芸術

2012年02月04日

笑う妻

<笑う妻> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 何で人の詩読んでるん
 自分の詩書いてたら
 読まいでもええのに

 返事に困った
 
 読んで勉強するのではない
 詩批評を様々の誌で発表すれば
 日本の世界の
 詩文化の発展になる

 深読みし
 作者よりも深読みし
 愛と癒しと平和を導き出す
 独自の人間性に基ずいていれば
 詩作品以上に力を
 発揮する場合がある
 書き手と評者の勝負!!
 てなこと言わなかった  


Posted by nakao at 19:20Comments(0)芸術