2013年08月06日

反戦の真意

<反戦の真意> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 戦争は悲惨で酷いから
 やってはいけないのではない
 美しい楽しいものであっても
 戦争は行ってはならない
 戦争のむごたらしさは
 体験せねば分からないというが
 それ以前に知りたくもない
 
 戦争はなぜ行ってはならないのか
 国や一部の企業のために
 多くの国民の平和を犠牲にするからだ
 ちなみに今の日本の政治は
 戦争でもないのに
 戦争に似ている
 一部の企業の利益をもたらし
 国や政治家は格好付けるだけ付け
 多くの国民の生活を
 犠牲にしているから

 つい先日
 どこかの政治家は
 ナチスを失言したが
 彼にとってあながち嘘八百でもない
 本音かもしれない
 国民の平和な暮らしよりも
 国と大企業の利益しか能にない
 政治家魂は
 憲法を変えて
 目的を達そうとするから

 くれぐれも
 反戦は
 国民の平和のためのものである  


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2013年08月03日

第22詩集への展望

<第22詩集への展望> 記 中尾彰秀                 詩人・ピアニスト・ヒーラー

 第21詩集「月の雫をワイングラスで飲めば」(2012年出版 
 竹林館 定価2000円+税)は、
 日常に神聖さを見出した宇宙一体の癒しを、
 平易な日常言語を使った詩と即興ピアノ奏との
 一体感で実現している。

 もう、シュールや、物的リアリズムや、諧謔や
 理知に止まり神秘を外側に置いた実存・感情
 ではない
 存在の奥深き神秘を認識した抒情あるいは波動
 なのだ

 正にこの世の真実が
 そうあるからそうさせられさせさせていただいている
 森羅万象認識世界

 しからば
 中尾彰秀第22詩集表題は
 さらに一切を含んだ
 「EARTHPOEMPROJECT」------副題未定-------
 平成26年出版予定!!  


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2013年08月03日

有馬高支と新潟

<有馬高支と新潟> 記 中尾彰秀                  詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(30)

 「有馬高支と新潟の歌い手たち  詩とうたライブ」    岩室温泉伝統文化伝承館
                                   2012年6月2日
                     未踏社 CD編集;永井ますみ +小詩集  非売品

        出演 詩 有馬高支
            歌 小林直司 藤しんいちろう そうだみつのり 小越やすひろ たっつあん

        美しい声の響く歌は
        お経のごとく
        生きる場の苦を
        そのままの苦として表出することが
        一種の悦楽となり
        魂の浄化への
        第一歩となっている
        なおこの鎮魂詩
        やたらな憐れみちょうだいでなく
        まじに鎮魂を心掛けている
        最近
        魂の帰りどころは
        生まれたそれぞれの星であるという
        説が有力になってきた

        「星鎮めのうた」

<肩書きのついたひとの言葉に揺さぶられるな 目立ちたがり屋の歌や踊りに流されるな
 大津波がひっさらっていった海岸ぞいに 声のない死者たちが天空に舞いあがっていく

 新聞やテレビがなんども同じことを繰りかえす しかしハレーションを起こして歪んだ風景
 から 廃屋に独り残された老人のつぶやきや 帰ってこない家族の消息が聞こえてこない

 もはや 一年が経ってしまった 啓蟄を過ぎたばかりの土のなかからは 蟻も みみずも
 鮭も 蛇も 出てこない 得体の知れないボロや瓦礫だけが掘り出される

 うなだれた頭を左右にふって仰向くと 寒い夜空に震える光線を送ってくる小さな星たち
 下界の生きものに無言でまばたく 果てなく生き続けている魂の星たち>
  


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2013年08月02日

志田静枝新詩集

<志田静枝新詩集> 記 中尾彰秀                 詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(29)

 「踊り子の花たち」 志田静枝詩集 2013年 コールサック社 A5版 48篇 160頁
                            定価2000円+税

        全詩温かい思いやりの鎮魂。
        延々とその平和を愛する詩人の生き様に
        胸を打たれる。
        果たして今の日本は
        思いやりの国であるのか。
        アメリカ式を引き込んだ
        弱肉強食の国にしか過ぎないのか。
        合理化合理化と
        利益を追求した物事のしぐさが
        きわどくも様々の社会現象にあらわれ
        人間の心を疎外している。
        消費増税やTPPは
        実は、貧乏人は早く死ね
        と言っているように聞こえる。
        原発の推進は
        再びの“神風”の号令にしか
        思われない。

        政治たるもの
        人間の生きる基本を
        見誤ってはならない。
        医食同源、大自然に生かされていること
        農産物自国自立、遺伝子操作食品の危険性
        農薬添加物の危険性、経済のために人間の魂を
        破壊して何が平和な日本であるのか!!

        花や野菜とのふれあいが
        忘れ去られていた人間の内なる大自然を
        取り戻せる。この詩集の
        もう一つのテーマである。

        「緑の糸」

<夏が近付くと一段と鮮明に あなたを想う 秋の日に出会ったのは 
  どんな意味があったのか問いながら 七十五歳の今になって私はふと思う
 あれは私に降る泡雪だったのかと きっとあなたと私の縁の糸は 定めだった
 のかもしれない ある友人は言った 恋の入り口だったのね と

 春浅く年端もいかない 小学五年生の秋に巡り逢い 四年数ヶ月後の初夏に
 コソネツヨシ君 陽炎の様に燃え尽きて 原子病に苦しみあなたは逝った
 こんなに短い命だと知っていたら もっと話をしていたら こんなにも私を虜になど
 しなかったはず

 どんなに時が過ぎても 空白の時間は戻らないけど 長崎に原子爆弾が落ちな
 ければ あなたが転校生としてこなければ・・・・・・

 今も時々ガラスが出るんだといった あなたの声が耳に残る ・・・・・
 ウチヤマ君とヨウコチャン  別れ道で逢いましょう
 いつか私が辿る星の国へ旅の途中に・・>




          


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2013年08月01日

さてそれでは

<さてそれでは> 詩 中尾彰秀               s仁・ピアニスト・ヒーラー

 さてそれでは
 といった間合いが好きだ
 これまでの時代の
 空気の流れを
 しかと受け止めた上で
 変えるべく
 さてそれではと発する

 さてそれでは
 ここらあたりで
 神秘を外に置いた
 欧米的実存理知感情は
 卒業していただきまして
 宇宙一体波動癒しを
 いたします

 いとも簡単
 何も遠方の世界遺産へ行って
 絶景に目を見張らなくとも
 今ここに
 自らの内なる宇宙
 6兆細胞粒子の狭間に
 無限の静けさ見出し
 和解するのだ

 ほらこの呼吸
 ほらこの1音
 ほらこの1詩  


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2013年08月01日

情報開示

<情報開示> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 日本全国に等しくやるべき
 情報開示を
 意図的に怠ると
 言うまでもなく
 その企画設置は
 違法無効となる
 また
 情報開示しっかりしなさいと
 国民の側から言わなかったら
 それは
 美しい泣き寝入り
 逞しい自業自得

 リニア高速新幹線
 これから出てくる
 とてつもなくやばいこと
 ああ てんこもり
 ほれ てんこもり  


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2013年08月01日

言訳

<言訳> 記 中尾彰秀              詩人・ピアニスト・ヒーラー

 太陽がまぶしすぎたので
 親の死に目に
 地中海へ泳ぎに行った

 高校生のハマる
 実存主義小説に
 そんなのがある

 何れにせよ
 適度な言訳は
 むしろ愛橋
 あまちゃんみたいな子が
 じぇじぇ ごめんなさい
 と来たら
 オジさんは太っ腹

 さらなる目先の経済成長目論んで
 二回目原発爆発したら
 推進の政治家は
 どんな言訳をするのだろう

 鎖国や身分差別横に置いて
 江戸時代のエコロジーを
 推薦する学者は多いが
 腹切りして
 道に首を並べる
 政治家の絵が
 瞼に浮かぶ
 そもそも
 道なる漢字
 首のシンニュウ
  


Posted by nakao at 16:28Comments(0)芸術

2013年08月01日

孤立無援

<孤立無援> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界中へ
 放射能垂れ流しを
 いまだにやっている日本
 にも拘らず
 原発を推進する
 大物気違い
 
 もう一度
 大地震来て
 やられたら
 もう日本は
 孤立無援

 さもありなん
 さもありなん
 どこの国ももう
 助けてくれない
 その時はせめて
 格好良いこの言葉
 使いたい

 そして
 原発に反対して
 内外の自然と
 共生する人間は
 何があろうと
 神様が守護してくれるよ
 
   


Posted by nakao at 16:06Comments(0)芸術