2012年03月09日

ぽとり25号

<「ぽとり」25号> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 まことに
 何の当てにもお勉強にも
 ならないのが
 先立詩人有名詩人
 けなしているのではない
 けなしの対象にもならない
 普遍の畑にも至らぬ
 違う畑の言葉を
 偉い詩人だからと言って
 参考にはならないということ

 批評精神を
 きちっと持って
 読書なるものをする有名詩人たる
 武西良和氏は立派である
 生きることへの
 真摯な問い掛けを
 こんこんと持続しているのだ
 「ぽとり」25号 
 武西良和個人詩誌

     「鼓膜」

<買い物に行ったが 買いたい ものはなく 外に出た

 ぼんやり歩いていると トンネルに入った

 誰にも会わず 何も通らない

 大きな声で叫ぶと声は内部に 円形 に反響した

 トンネルは一気に 鼓膜になった

 誰の鼓膜だ

 聞くものが そこでは見えない

 声は外へ 抜けていって 明るい光が 吸い取ってしまった

 光が声を養分にしている>  


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2012年03月08日

クリスマスのゆめ

<クリスマスのゆめ> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

    銀河詩手帖 251号  発行人 近藤摩耶

    「クリスマスのゆめ」   村野由樹

 <恐竜やブタが頭の上を飛ぶ ボーンボーンと弾むアヒル
  のんびり歩く亀 子供 サンタクロース ピーターパン
  は 行き過ぎ たくさん星は 高く低く またたく

  冬の初めに散歩をする 根が地面から出ている樹 太陽が
  射し ちいさな紅葉のモミジが 枝いっぱいに広がる にぎや
  かな人だかり ピラカンサの赤い実がたわわに重くなる頃
  ジャズオルガンが弾くクリスマスソングは 願うと いつか叶う
  という

    「星に願いを」 >

       遊園地にあるおもちゃ動物は
       日常世界になぜないのか
       単なる想像の産物ではない
       この世界は奥深く
       あり得ないものがいくらでもあることを
       教えてくれているのだ
       日常に見えないだけのことだ

       ちなみにこの星
       無数の星
       星は無数の音楽の旋律であり
       星は無数の詩の言葉のきらめきであり
       苦しみや悲しみを吸い取ってくれる
       浄化点であり
       未来を示唆してくれる占い星であり
       一つポケットに入れておくと暖かいし
       星に願いを託すのも良い
       星は自らの潜在エネルギー

       日常に夢の具体を見出す
       本物の夢の手助けをしてくれる
       星☆☆☆☆
       メリークリスマス

       
         


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2012年03月08日

されど人参

<されど人参> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 近所のスーパーでは
 人参は
 必ずと言って良いほど
 〇〇産である
 放射能は大丈夫なのか
 信用出来ないので
 自らを危険にさらしてまで
 ほとんど誰も買わない
 スーパーでは後日のお惣菜行き
 我が家ではその日
 人参なしのカレーであった
 無理して買って
 復興に協力など
 する気はない
 大切なのは
 本当に復興する為の
 真実を知ったこれからの知恵だ

 もしも
 EM微生物堆肥使用であれば
 安心なのに
 EMは放射能を食べ
 極めて減少させることが
 実証され
 なお実践されている
 それも世界各地で
 知らぬは福島の人と
 官公庁の人であってはならない

 詳細は 電話 0557-85-3186 FAX 0557-85-3180
      電話 098-890-1111 FAX 098-890-1122
      電話 0467--45-4185 FAX 0467-44-2805
      電話 0557-85-2001 FAX 0557-85-3156  


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2012年03月07日

「イリヤ」10号

<イリヤ 10号> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 チラリチラリ ふらりふらり
 毎回毎号読ませてもらっている
 詩誌「イリヤ」
 今回は10号
 2012年 冬 
 
 左子真由美 佐古祐二 尾崎まこと
 各詩人の想念が
 ひとまず冷えるほどに月日が経って
 春の訪れる頃
 何故この三人なのか
 思いを巡らせて見る

 花びらに言葉を乗せ
 東方の山々を拝しつつ
 風の鱗をまさぐるがごとく

 三者共通する抒情想念の瑞々しさ
 その本質とは

 尾崎まこと---------生命や大自然の意味を知ろうとする
            哲学的追求心は心の力を解き放つ
 左子真由美--------理知の立場からのほこ先にある光との
            接触・一体性の試みはひたすら世界を
            柔らかくする
 佐古祐二------------生命の実在を味わうことが宇宙への
            感謝を導き、その敬虔さが新たなリア
            リズムを造る  


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2012年03月07日

想像力の天才

<想像力の天才> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 みんなの人生を至福にする百の詩集(48)

藤井雅人詩集 新日本現代詩文庫96 土曜美術社 1400円+税

 見たまえ、この詩人の想像力の豊かさを
 一読で唖然とし、二読で快感となり
 三読で不安と悲しみに襲われる
 この魂の軸は
 物的な不安と悲しみの実存にとどまる理知
 ちなみに
 作曲は作曲者の魂の無意識のうちの
 宇宙一体エネルギーの降下であることを知らずか
 想像力や構成力は人力であり
 西欧的な理知の箱の中で踊る
 ところが
 癒し波動エネルギーは宇宙一体神がかり
 理知の箱をとうに超えた一点の無限
 両者本質を異するのである

      「ある教会楽長の手紙」

<・・・・・・・・・・・・ガラスの空にはねかえる子供の叫び。
 タンポポの綿毛となって飛びちる女の嬌声。押しつぶされて
 暗がりににじむ男の呻き。透いた銀糸となってゆらぐ老人の歌。
 小さな金属の群れを葉うらに突きたてる蜜蜂の唸り。空と陽に
 見えない橋をわたす鳥の声。力の檻にはむかう波の音。一瞬
 ひとを透かせ、大気の迷路に消える風の音・・・・・・これらすべてが
 転回・反行・拡大・縮小の数理によって成長し、ついに球形の鏡と
 なります。小さな隙間から光を導き、内部に宇宙の総体を映しだす
 のです。喜悦の頂きから悲哀の淵まで・・・・・・・・・・・・>
   


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2012年03月05日

薔薇の宇宙(4)

<薔薇の宇宙> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 自らのピアノアルバムのジャケット絵を
 描くという機会を神がかりのごとく得て
 私の現代美術魂はほげほげほげと
 再起動した

 美術展や写真展をやっていた
 若かりし頃のキャリア
 特に具象(現代美術)写真は
 メジャーに乗り
 かの難関ペンタックスフォーラムで
 2回実施と言う本格
 しかし認められてしまった天才は
 おもしろくない

 さて当方の
 世界に掲げる看板は
 「EARTHPOEMPROJECT」
 即興波動ピアノ奏
 現代詩朗読セッション
 ジャケット抽象画
 三点一体の
 中尾彰秀第20ピアノCD 13曲60分
 「薔薇の宇宙」は
 行くところまで行くでしょう

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
              定価1000円+送料サービス  


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2012年03月05日

魂の交流

<魂の交流> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 交流交流と
 猫も杓子も文化交流が流行っているが
 交わって流れているだけで
 奥深い魂の次元となっていないもの
 ばかりなのはいたしかたない
 世の流れなのだろうか
 現代は交流の
 質が問われねばならない時代である


 やたら外国の文化芸術が良いかのごとく吹聴される
 ちゃんチャラおかしいものもある

 どこかに行くものでもなく
 どこかから来てもらうのでもなく
 今ここにある
 無限の静けさにいたること
 最も遠く最も近くのここ

 この一詩に私は見出す
 ほんまもん

 「ものの静けさの内には
  百万本の花がある
  咲く花の背後には
  静けさの海拡がっている
  花の目前飛交する鳥は
  永遠の森夢見ている
  いのちの原型夢みる私は
  ただ地球に立つ」
       「立つ」・・・・・中尾彰秀詩集「何事もなかったかのように」
               1996年 編集工房ノア 2000円+税
                A5版 111ページ 30篇

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
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2012年03月04日

マネーゲーム

<マネーゲーム> 記 中尾彰秀         詩人・ピアニスト・ヒーラー

 「マインドゲーム」なんて歌が
 ビートルズにある
 インド精神に接触して
 物質を超えた魂の自覚をすれば
 物質的感情に捕らわれた
 この世を生きることは
 確かに「マインドゲーム」なのだ
 ジョージハリスンの「リビングインザマテリアルワールド」も同じ
 ちなみに
 ばかばかしい経済社会では
 「マネーゲーム」がある

 この現実世界では
 無関係の人ですら
 いつ何時投資で失敗されて
 年金の大損をするか
 気が気ではない

 全く投資するためではないのに
 年金のための積立であるのに
 預けたお金の預かり社が
 ほとんどを消失させる
 なんてことが現実にある
 リスクの高い運用をするのは
 明らかに違反であろうが
 リスクが高かろうが低かろうが
 投資をすること自体違法ではないか
 違法でなければ合法とする
 その法律が間違っている

 任せた責任者と任された責任者と
 投資を当たり前とする制度
 考え直さねばならない時が来た
 真面目に働いて高い年金代を引かれる
 会社員労働者の怒りが目に見える
   


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2012年03月04日

音域詩域波動

<音域詩域波動> 記 中尾彰秀          詩人・ピアニスト・ヒーラー

 「・・・・・
 あらゆることは
 既に
 成就されている
 ・・・・・」

 中尾彰秀詩集「ダイダラボッチ散歩クラブ」
 竹林館 2004年 定価2000円+税
 の詩篇「秘密のコース」より

 この一節で
 不安・欲望・自意識に捕われ
 癒しからほど遠い
 物的実存にはまって
 孤独心に格好付けている
 学生どもは
 見事に白けた
 白けるというショック
 イベントに必要不可欠のショック
 かつての私もそうであったが
 彼らは奥深い宇宙一体の領域を
 知らねばならない

 意識や知識で
 世界を切って分析するのは良いが
 その足元の存在の源
 すなわち
 大自然大宇宙エネルギーは
 何があろうとなかろうと
 既に成就されているのである

 こんなにえげつなく真実を語るのは
 出版後8年経っているが故
 説明しても詩神に怒られはしないから
 詩界も相変わらずの相変わらず

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
              定価2000円+送料無料  


Posted by nakao at 21:30Comments(0)芸術

2012年03月01日

有名人片手落ち

<有名人片手落ち> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 有名人をかき集めスタッフにして
 政治を成そうとする若者がいる
 立派なことであるが
 なまじ専門家の片手落ちが
 大いに気になる

 独自の音楽をやってもいない
 某交響楽団に
 税金を出さないのは
 さも当然だが
 電磁波害の勉強もせずに
 やたらビルの上に立つ携帯基地局野放し
 とてつもなくひどいリニア高速新幹線推進
 などとんでもない!!

 税金の無駄使いストップ
 は大いに賛成だが
 要するに
 人間も生類も含め
 生きるということの本質探究が
 経済や法律に偏りすぎ
 おろそかになっている
 〇〇派なのである
 
 
   


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2012年03月01日

競争と自滅

<競争と自滅> 記 中尾彰秀           詩人・ピアニスト・ヒーラー

 むやみな競争で
 物を作り過ぎたので
 溢れダブついた現代
 縮小するのは自明のこと

 一部の企業は
 人のため環境のためと豪語し
 まだまだこれからと
 成長を企んでいる

 結果として
 本当に必要なものが残る
 それが宇宙の法則

 くれぐれも
 国でもない企業でもない
 自らを自然の法則の側に付かせること
 それが大切

  


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