2012年08月11日

希望・杉山平一詩集

<希望 杉山平一詩集> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 みんなの人生を至福にする百の詩集(70)

 「希望」  杉山平一詩集 編集工房ノア 2011年 1800円 
                  B6版 151ページ 63篇

         「洗う」

<よごれた手をぬぐって 足を洗って さて と 
 立ち直って 出かけたのに 
 顔を洗って 出直してこい の啖呵を浴びたが 
 洗っても洗っても 化けの皮ははげなかった

 口惜しさに 茫然と していると 
 やさしい涙が 洗い流してくれはじめた>

     本当の意味での苦労を体験せぬ
     エリートの方々は、かような矛盾
     に重なった辛さを知らないだろう。
     詩人自らは、普通の一人の人間
     であるが、たまたま大会社の社長
     であり、なお倒産の事態。今度は
     社員に怒られる番だ。普通の人間
     が社長に化けていただけです。そん
     なこと言ったら余計怒られる。自分
     自身を救うために、出さざる負えない
     ユーモア。浄化出来はせぬかと書き
     連ねる詩。抒情性の高い美しい詩。

     もう十分浄化出来ました。ゆっくりと
     お休みください。  


Posted by nakao at 17:26Comments(0)芸術

2012年08月11日

消費増税問題

<消費増税問題> 記 中尾彰秀             詩人・ピアニスト・ヒーラー

 五%であかんのなら
 増やすのではなく
 様々のシステムを
 修正することが必要
 社会保障をその分
 カバーするとのことだが
 その厄介になる前に
 日々いかにマイナスとなるか
 そもそも不思議なことに
 増税を決定する人は
 増税の被害を受けない人ばかりだ

 国の会計は
 情報開示して
 いざ増税は全国民が直接
 決めねばならないのに
 消費増税は
 一部の国民が認めても
 万の神は認めない
 すなわち無効有害法案である

 その結果
 日本はさらに不況となるだろう
 無謀なる戦争を
 始めた時の様に
 そして決して忘れてはならないのは
 10年20年30年後も
 増税に手を染めた
 脳足りん政治家の顔と名前
 親の名前を忘れても
 決して忘れないぞ!!  


Posted by nakao at 16:55Comments(0)芸術