2013年05月13日

点いて消える

<点いて消える> 詩 中尾彰秀                  詩人・ピアニスト・ヒーラー

 一瞬の間に
 点いて消えた
 近所の電気
 私は口を開け
 夜空の星を
 眺めていた  


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2013年05月11日

LED照明に注意!!

<LED照明に注意!!> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 「ニュースレター」 2013年4月 25号
 発行 電磁波・環境関西の会  電話/fax 0742-41-6980

        「LED照明に注意しましょう。」

<昨年気がついたことは美術館や博物館では、展示品が傷まないようにするため照明
 を薄暗くしています。薄暗いところでLEDの証明は良く見えるとのことで、LEDの照明
 を採用しているようです。奈良市の博物館では毎年正倉院展があり、昨年久しぶりの
 鑑賞のさい、古文書の展示の部屋に入り近ずいた瞬間、ライトの光で全く目が見えなく
 なったのです。一人で歩くことが出来ず、手を引いてもらって一階に降り、椅子に座って
 安静にしていました。幸い30分くらい経って回復してきました。その後は、症状の再発
 は起こりませんが、裸眼でも眼鏡を掛けても新聞・雑誌などの文字が見ずらくなっていま
 す。
 LEDの青色光に問題があるのは、メーカーも承知のことでしょうが、今は車のヘッドライト
 、街路灯、テレビや携帯電話のバックライトなどに普及しています。眼鏡店でLEDの話を
 していましたら最近LEDの青色光カットの眼鏡が良く売れているとのことでした。

 LEDに関して、萩野先生の次のような最近の記事があります。LEDに特徴的な強い青色
 光が「松果体のメラトニン分泌を抑制する。」ことはよく知られているのですが、メラトニンは
 「睡眠」「時差ボケ」「既日(サーカディアン)リズム」「酸化ストレス」「発がん」「アルツハイマ
 ー病」などとも関連すると考えられているのですから大問題です。・・・・・・・>  


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2013年05月11日

アナログの勝利

<アナログの勝利> 記 中尾彰秀                 詩人・ピアニスト・ヒーラー

 アナログ人間が作る当ブログ詩誌は
 どなたも安心して読める
 活字しかないからだ
 全身全霊を使って
 しっかり活字を解読するだけで
 音や映像や他項目への
 アクセス(危険)をせずとも
 資料紹介や購入法は別途
 必要不可欠としても
 ありとあらゆる答えを
 得ることができる

 時に活字だけでは
 難解かもしれない
 しかし
 この世に生まれたことに感謝し
 あらゆる存在は
 愛という理由によって
 あることを認識し
 生きるとは
 愛と平和の魂を
 自らの内に体現してから
 世界に広げることであると
 確信さえすれば
 このブログには
 無限のなお一つだけの
 源たる答えがあると
 解るはずだ  


Posted by nakao at 16:49Comments(0)芸術

2013年05月11日

5.12中尾彰秀

<5.12中尾彰秀> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 どうも和歌山においても
 人間の生き方を作っていく
 創造的な芸術が
 あまり理解されていないようだ
 既成品を上手に表現する
 象徴主義の氾濫は
 人間の魂を下落させる

 EARTHPOEMPROJECTは
 生き方を作る本物を
 10年以上前から
 世界に向けて発信している

 2013年5月12日(日) 午後2時~4時
 EARTHPOEMPROJECT第16回
 音楽文化堂3Fホール 和歌山市雑賀屋東ノ丁71 定員30名
 電話 073-422-3562 南海市駅南へ徒歩15分和歌山城南西隣
 デイアパソングランドピアノ使用 入場参加1000円 茶菓付き

 当日は気功・レイキの実演を少し
 そして、ピアノインプロヴィゼイションの奇跡を実演
 どんな演奏が天降るであろうか、私にも解らない
 それはどんな癒し波動の旋律か
 あなた自身が御体験ください
 その後、自らのどの詩を選んで朗読するか
 当日決定する
 丹田呼吸法のしぶい発声が闇の門を開く
 果たして 果たして

 てなことを書けば
 私は主役みたいですが
 実は脇役です
 出演は別項目に書いておりますが
 その上に数人の飛び入りがあります
 飛び入りの方が
 本当は主役なのですよ
 決まったことの上手下手を競う
 発表会ではございません
 新たな文化芸術の歴史を刻む可能性のある
 飛び入りの革命者が
 主役なのだ!!
   


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2013年05月10日

いだきしんコンサート

<いだきしんコンサート> 記 中尾彰秀                 詩人・ピアニスト・ヒーラー

 いだきしん
 本名 斎藤忠光
 http://www.npokoma.org

 30年前彼のピアノ即興奏テープを
 墓石屋を営む知人に貰った
 中尾氏にそっくりな演奏やで

 お互い変わって
 今はどうか分からないが
 生まれ持っての資質は
 変わらないだろうが
 譜面も知らず
 習ったこともなし
 全て即興の天降る演奏

 世界は広くて狭い
 もう一人いるなんて

 2013年5月13日
 京都コンサートホール大ホールで
 ピアノとパイプオルガンを使って
 「いだきしんコンサート」がある
 私は行く為の
 お金と暇はないが
 敬意を表して
 パンフレットの文を
 ここに引用する
 なお引用文で
 修正を要するのは
 あらゆる表現は
 詩を含めて
 ジャンルを超え
 かくなる波動表現
 たリ得るということ
 音楽のみではない

          天命
   身に通う宇宙。内に光華あり。

<エチオピアのゴデで出会った飢餓に瀕した子供たちの美しい大きな澄んだ瞳、
 共にありたい人の命の美しさに触れた。優しく開かれた心、果てしなく広がる空間
 と通じる命。悲しみを内に未来に向かう命。他者の命を称え、交わりを喜び輝く命。

 見られた身体は自由を奪われ、管理され、苦悩という心と、悪しき邪な心を生んだ。
 見えることが全てに優先し、細かく分けられ、全てが理解可能だと思われた現代は
 矛盾と混沌に喘ぐ・・・・・・・
 今までの意識や、精神、言葉では未来を創る本質を表現することは到底不可能です。
 しかしながら、見えない時空と、見ることができない体内の奥と交わりながら、一人
 一人の新しい精神の覚醒の時を待つ。過ぎた時と溶け合い、見えない未来に向かう
 精神。体内から溢れるエネルギー。人々、民族は未来に通じる尊い過去の記憶を取
 り戻し、人と人、民族と民族との内なる交わりが未来を創造する。人類が生きられる
 未来に導く逞しい精神。人間の本質的な叡智、寛容、創造、信頼、尊厳、希望、幸福
 の日々。今こそ、見えない豊かな体内を、能く感じることが急務と考える。しかし、もしも
 絶望を感じたら、もしも恨みで満たされていたら、もしも不安を感じたら・・・・・・、それで
 も、これら「もしも」の奥に、健やかに輝く命を発見するでしょう。

 いだきしんは、幼少の頃より、生きることの不安と病の日々を過す、中学以来、数度の
 死の淵で見えない体内と他者に感じた優しい光、命。
 33歳の時、体内と空間からのエネルギーと交わり、高熱とともに急激に身体の変化が
 起こる。変化は繰り返し、やがて、それまでとは全く違う人々との出会いが始まる。体内
 環境の変容が人生全般に本質的に重要な働きがあることを悟る。同時に、人、自然と
 体内で深く感応する体質に変わる。

 体内は自然空間と自由に境なく、広大な宇宙内でつながり、個性創造性の源となる。
 人、自然と一体化、体内との交流を通して互いに変化、成長し育まれる人類共通の愛
 、健康、身体とそれまでの精神の境界は解消され、融合した全く新しい「精神」の誕生。
 これら一連の命の過程をピアノ、シンセサイザー等で即興演奏します。
 
 天命を知り、生命エネルギーに満ちた命は、直観、知恵、創造、新しい秩序の宝庫せす。>

                                              いだきしん
                         


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2013年05月09日

ハッタリと後退

<ハッタリと後退> 記 中尾彰秀                   詩人・ピアニスト・ヒーラー

 スポーツでは
 ハッタリは
 効を制することがある
 しかし
 文化芸術においては
 一切のハッタリは
 後退の要因になる

 私の面前で
 様々のハッタリをした
 愛すべき友人たち

 (1) 音楽に詳しい人ほど
    実は音楽無知。彼らは実は
    既成のアルバムの曲を聴き覚えているだけで
    その枠を超えた本物の創造性を全く知らない。
    マイルスデイビスの「オンザコーナー」
    ジャンコルトレーンの「インプレッション」
    前衛の極みのこの二つを解さずして
    中尾彰秀ピアノインプロヴィゼイションを
    評することはできない。

 (2) 詩に詳しい人ほど、頑張っている詩人ほど
    実は詩を知らない。理知や感情を超えた波動
    こそが詩のあるいは人生の本質だから。
    まどみちおの”どこでも内宇宙”を理解せずして
    中尾彰秀の詩を評することはできない。
    人生を理解することはできない。
    有名詩人がどうのこうのと偉そうに評するあなたは
    偽詩人偽批評家偽人間。

 (3) 基本的に肉は食さない。と言いつつ私は嫌々
    宴会に参加するが、桜沢如一氏の腸造血論が
    今ブームになっている。自然食がいかに大事か。
    まさにハッタリである暴飲暴食の詩人は、あっと
    言う間に滅ぶ。

 (4) かつてインプロヴィゼイションしていたなどとうそぶく
    方もいるが、かつてのフリージャズは暗黒世界から
    抜け出た癒された浄化次元でなく、単なる遺物なのだ。
    本質はヒーリングであり、単純な一音にも深い音域が
    あれば立派なインプロヴィゼイションである。
    いまここにある神聖。

 (5) 物的リアリズムの方々は未だに小さな派閥で暗澹と
    頑張っているが、ぜひ一生に一度でも物象を超えた
    癒しの光に触れていただきたい。ひらめきのあの詩語
    はリアリティーがないというセリフ言い飽きたでしょう。
  


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2013年05月09日

市原礼子詩篇

<市原礼子詩篇> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 「雨だれ」   中尾さんの即興ピアノを聴いて  市原礼子

   月のしずくの
   雨だれを聴いた
   部屋の窓からは
   ササ舟のような月が見える

   わたしは飼い猫を抱いて
   夜のなかに漕ぎ出していく
   今だけ抱かしてあげるわ
   猫はしずかに私を見ている
   月はおまえの目のように
   しずかに眠っている

   月のしずくを
   ごくごくと
   ワイングラスで飲み干すと
   冷たい光が
   からだ中に沁みわたる

   おや
   どこかで犬の鳴き声が
   猫は私を蹴って逃げて行った

   いくら飲んでも飽きない
   あまく 澄んだ おいしい
   そんな月のしずくの
   雨だれを聴いた

        犬や猫や動物は人間より遥かに
        深い自然の波調を持っている。
        かつては人間もそういった力が
        あった。原始に戻ることではない。
        物性を超えた癒しの力のことである。
        一般的に人間はそれを知っているから
        現代のペットブームとなった。
        しかし、癒しの力は自ら積極的に
        訓練して持たねばならない。でなければ
        時代を生き延びることは不可能。
        月の波調は、あらゆる癒しの波動に
        重なる。古代よりなお永遠に。

        この詩は 中尾彰秀第21ピアノCD
        「つきのしずく」の十数分の演奏を
        聴いて作ったという。  


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2013年05月09日

朗読の現場から

<朗読の現場から> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(15)

 「詩と思想」 2013年5月号  土曜美術社 定価1365円

    誤解してはいけない
    朗読がいくらうまくても
    声を外に張り出しても
    それは詩ではない
    これ見よがしの演劇である

    ・自らの詩を作りそれを独自の読み方で読むこと
     それには丹田呼吸に基ずくヒーリング訓練が必要。

    ・詩を譜にして新たかな世界唯一の癒し音楽を
     その場で奏じること。詩朗読とのセッションの成立。

    文化芸術がいくら広まっても
    詩と演劇の区別がつかねばダメよ
    世のあるいは詩界の
    誤解は後を絶たないにせよ
    さて本物はここに

    「詩と思想」5月号
    「詩を朗読する詩人の会”風”」について
    43頁~45頁 原稿用紙9枚だった
    執筆者 中尾彰秀

    巷の一般論に反して
    詩界も派閥も超え
    世界をリードする”風”である  


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2013年05月08日

聴けば聴く程

<聴けば聴く程> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 マイルスデイビスに見出され
 マイルスデイビスに並ぶ前衛ジャズの巨匠
 ジョンコルトレーンは
 自らのサックス奏収録を聴いて
 こんな演奏一体誰がと
 驚いたそうだが

 2013年3月17日夜9時
 和歌山本町「ラグタイム」は
 「ミステリーミュージックツアー」に出演
 中尾彰秀ピアノインプロヴィゼイション
 曲名「黄色のささやき」 ピアノソロ 25分 ヤマハグランドG

 私にもその現象が
 起きたのである
 実はいつも

 宇宙一体癒し波動が
 極上の哀愁を携え
 内なる旋律
 どんなフレーズが
 果たして天降ったか
 コピー音楽を音楽とお思いの
 方々の前で異風堂々

 近く第23ピアノアルバム収録予定
 アルバム名未定
 なお一つ手前の
 中尾彰秀第22ピアノCDは
 「まつむしおんど」 60分 詩朗読とのセッションと
                さらに最後に中尾彰秀の詩朗読
 もう一つ手前の第21ピアノCDは
 「つきのしずく」 60分 十数分のソロと詩人達の朗読
 さらに手前第20ピアノCDは
 「薔薇の宇宙」 60分 ソロと朗読と落語とセッション

 何れも定価1000円 森羅通信の会出版
 (購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604
               定価+送料なし
  


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2013年05月08日

見晴らしの良さ

<見晴らしの良さ> 詩 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 中学同級生がコックをしていた
 中華料理店は階上に
 その他たくさんの事務所
 階下には
 いくつかの料理店
 決して足元に落下せぬ
 キリストの涙は
 地下駐車場の沁み
 すっこり更地になって
 見晴らし良好

 それぞれはこの世の使命のごとく
 働きを終えたのか
 私自身何かの用事で
 何回訪れただろう
 後ろの風景は
 そのまま良く見える

 風も空気も透明なのだった
 見晴らしが良いとは
 透明であることなのだ

 見晴らしの良い人間とは
 あるがままに
 大自然を持つ
 悟りの人  


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2013年05月06日

投資

<投資> 記 中尾彰秀                 詩人・ピアニスト・ヒーラー

 老後の投資が
 危険であるのは
 言うまでもない
 老いの果て
 換金せねばならないとき
 下落しているやもしれぬから
 老後のお金は
 増えずとも減らぬ
 一般的な貯金以外ない

 今問題になっているのは
 億兆の企業の投資
 どこに投資するか
 株はもうすぐ下落
 世界の国債も様々の債も
 とうに信用出来ない
 ならば
 愛と平和の魂を広め
 世界を良くする企業を
 新たに作って
 投資すれば良い
 
 そんなことを夢見ている
 「EARTHPOEMPROJECT」は
 資本金〇のまま
 詩音楽のイベントを繰り返し
 詩集出版(現21冊)
 ピアノCD出版(現22枚)
 をしている。
 それらの詳細は
 このブログの項目を
 参照ください。  


Posted by nakao at 15:53Comments(0)芸術

2013年05月06日

人間の責任

<人間の責任> 記 中尾彰秀                  詩人・ピアニスト・ヒーラー

 億万の人々を
 死に追いやる戦争は
 なぜ起こるのだろう

 人命を
 これっぽちも尊ばぬ
 企業の利益追求
 それに国が同調便乗する
 許されざるかくなるシステム
 例外はあるものの
 現在の企業も国も
 賢くなって
 世界地球環境生命を
 大切にしているが
 かつての人間の犯した戦争は
 あまりにもむごく愚かだ
 戦争責任は勝ち国にも負け国にもある
 起こった事実を無くすことはできない
 おこった事を知らぬは若人の罪

 今後出来ることは
 愛と平和の魂を
 深め広めること
 それこそが生きている人間の責任
 当「EARTHPOEMPROJECT」のテーマ

 2013年5月12日(日) 午後2時~4時
 「EARTHPOEMPROJECT第16回」
 音楽文化堂3Fホール  和歌山市雑賀屋東ノ丁71
                電話 073-422-3562
                南海電車市駅南徒歩15分
                和歌山城南西県立美術館北スグ
 当日は、詩人達による詩の朗読と歌・ギター奏。
 オリジナルの中尾彰秀によるピアノインプロヴィゼイション。
 出演  水沢碧 詩  荒木彰子 詩  くりすたきじ 詩 ギター
      中川たつ子 詩  紫翠 詩  岡崎能也 ギター 歌
      中尾彰秀 詩 ピアノ  他 飛び入り可
 入場  1000円 茶菓子付き
 ピアノ  デイアパソングランド  


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2013年05月05日

未知との遭遇

<未知との遭遇> 詩 中尾彰秀                   詩人・ピアニスト・ヒーラー

 とある大切な人物を
 とある病院に
 お見舞いした

 同階のラウンジにピアノがあり
 自由に弾いて良いとのこと
 その気になって
 十数分奏じた
 五十年以上前の二本ペダル
 象牙鍵盤アップライトは
 琴のような美しい美しい音色

 たぶんそのお方の耳に入っただろう
 以前はよく聞いてもらったものだ
 いつもの宇宙一体癒し波動インプロヴィゼイション
 五体背後エネルギーに働きかける音域
 後の事はもう任せて
 元気になって
 どうか安らぎを見出してほしい

 背に気配を感じると
 数人の看護士さんが
 そそくさとやって来て
 これから会議です
 婦長のような人は
 ピアノ調整の日ですかと怪訝な顔
 若い頭の良さそうな青年はにこやかに
 これはインプロヴィゼイションですね

 インプロヴィゼイションという言葉を
 知っていたのだ
 当方の http://earthpoemproject.ikora.tv/
 を読んでその言葉を知ったのか
 あるいは
 その張本人に遭遇したと
 果たして気付いただろうか
   


Posted by nakao at 17:32Comments(0)piano

2013年05月05日

はったりと前進

<はったりと前進> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 元野球選手が
 何かのCMに登場

 はったリでいいから前進せよ

 はったりの国 日本
 大地震で崩れると分かってるのに
 原発継続

 はったりの国 日本
 公金放出して
 繁栄を演出する

 後で大きな大きな後退
 口開け待っている

 野球だったら
 はったりポーズは
 効果あるのにね

 ちなみに
 前進の質が問題
 あまねく多くの人々の
 愛と平和と魂の癒しを
 推進することこそ
 本当の前進  


Posted by nakao at 17:07Comments(0)芸術

2013年05月05日

投票の真実

<投票の真実> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 今だに在日外国人に
 税金は取るのに
 投票権を与えていないのは
 日本の恥
 恥以外の何物でもない
 18を越えた未成年者に
 投票権を与えるかどうか
 以前の重要問題

 もちろん例外はあるが
 在日の方の多くは
 資産家でなく庶民であり
 庶民に投票されると
 金持ちのための政治が
 崩されるからであろう
 民主主義に反する
 セコさかな

 いい大人でも
 見識の狭く偏った方が
 堂々と投票しているのは
 残念な事実なのだが  


Posted by nakao at 16:54Comments(1)芸術

2013年05月03日

みやざきたかし小詩集

<みやざきたかし小詩集> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 「出会い詩集」 みやざきたかし     非売品・私家版 A4一紙 上に写真あり 2013.4.1

 世界を至福にする百の詩集(14)

      「深江浜のアーモンドの花」

 <おかしなことに、その花の名前がすぐ言えなくなる
  ああ、アーモンドと覚えたはずなのに、なじみじゃないんだ
  深江浜の殺風景な工場群の一角に、その花があると知ったのは
  ここに引っ越してきてすぐだった、いままでとは別様の風景に戸惑っていた
  3月初め、大橋のたもとの桜がいち早く咲いたので写真を撮っていたら
  やはり写真を撮りに来た見知らぬ男が教えてくれたのだ
  「この向こうではアーモンドがすでに満開ですよ。」と。
  それから三週間、移転の混乱の中で、ずっと気になっていたのだ
  ナッツ会社に植えられたそれは、もう20年来の有名スポットらしい
  桜よりも10日ほど早く開花するというその花を
  桜よりも10日ほど後になって見に行ってきた
  人工島の工場街の一角の移植されたアーモンドは、なにかかなしい
  桜よりも憂愁があるようにも見えて、会社のわざとらしさも見えて
  桜よりも知られてない分さびしそうだし、無理に異郷に居るようだし
  どこかちょっと自分の境遇でもあるように思えて
  人為と「不自然」の結果であれ、ここに美しき光あり、でいいではないか
  はじめて出会ったアーモンドの花に、孤独と自負と享楽を通わせた>

      10年ほど前に”風”のゲストをしてもらったことがある。
      芦屋でE.S.国語塾をやっている詩人。
      受験のための国語もあるらしいが
      主に、人間性の育成を主眼にした塾。
      http://homepage2.
      nifty. com/eskokugozyuku/  


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2013年05月03日

武西良和新詩集

<武西良和新詩集> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(13)

 「岬」  武西良和詩集  コールサック社 2013年 定価2000円+税 A5版 96頁 27篇

     昔ながらのゆかしき物的抒情が沁み渡り、
     そこに実存空虚が根を張る。
     心を切り離すような言葉でありながら
     真っ向から心を見詰めている。
     今はもうない自らの少年、
     果たして海はそれすらも彼方と一緒に
     内包しているのか。
     圧倒的なエネルギー持つ海よ。

     「海の子ども」

<打ち寄せる 波を何度も見ているうちに 見つけたはずの少年を波のなかに
 見失ってしまった

 波打ち際に近ずくと波は遠く 沖から 少年時代を 打ち寄せてきては磯に
 ぶつける 遠い記憶は 粉々に砕け散っていくが それでも少しずつ拾い集め
 合わせてみれば 過去の記憶の音がする

 波に浸って少年が岩の間から海草を 引っ張り上げ 妹はその手助けをして
 海の声に耳をそばだてる

 つり竿を持った父は 近くで声を聞きながら遠くへ 竿を振る

 何度投げても釣り上げられない 重すぎる過去 粉々になって水辺の砂に
 混じって 選り分けられない

 波は果てることなく 岸辺に打ち寄せては沖に引いていく 秋の日が徐々に
 西の空へ引き込もうとする

 ・・・・・二人の子どもは 遠くで叫ぶ声を聞きながら 岸と海 
 の間を行き来している>
   


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2013年05月02日

命の値引き

<命の値引き> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 さて
 いよいよ始まった
 ギョーザ    半額
 野菜炒め   百円引き
 竹の子炒め  百円引き
 〇〇〇     百円引き

 得体の知れぬものたちの
 値引き合戦
 溢れたお金は
 企業投資に回って
 得体の知れぬ政治の
 円安効果

 得したと思って
 喜んで食べていると
 命を縮める
 桜沢如一氏の腸造血論は
 今でも食のバイブル
 忘れてならぬ
 古今東西老若男女
 医食同源

  


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2013年05月02日

北原千代詩誌

<北原千代詩誌> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 世界を至福にする百の詩集(12)

 「ばらいろ爪」 6号  北原千代個人詩集 2013年

    この世を彼方のごとく響かせる文章は
    この世はあらゆることが、不可思議で
    あると主張している。世界を止揚し浄化
    するべく土俗の呪法に帰結する。言葉
    への溺愛・恍惚。ハリーポッターではない
    がかつての時代のヒーリングは、確かに
    我々のDNAに刻印されてはいる。

    「櫻池」

<おなかに横皺のはしる病に罹りました と仰
 ってから幾月か過ぎた春の宵のこと 桐の下
 駄を履き 先生は出てゆかれました

 夜櫻寺院の苔むした庭を 二百年ぶり 五百
 年ぶりに出会った輩と まろびあい  ディス
 クシオン・・・ 明け方 帰館した先生の襟足は
 つめたく汗ばみ ももいろの花びらをいちま
 い 挟んでいました

 ひろげてみせる内臓は 花びらがびっしり
 咳きこむたび 食豆えたももいろの体液が
 穴穴からこぼれますが 先生はきげんのよい
 胡桃のようにわらって しんぱいはいりません
 と仰います

 襞の奥へ手を差し入れ もう少し もう少し
 導かれゆく とそこは蝶のかたちの入江でし
 た 摂氏千五百度にも溶けないという 骨に
 囲われた 沼地のようなところ

 触れると先生は 頷かれました ここに住い
 していたのでしょうか 先生の聲が渦巻いて
 千年の櫻が 底から吹きあがるのを 熟れた
 春の瞳は うるみとろけてゆきながら ああ
 と見守るばかりです>
 
  


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2013年05月01日

しわ寄せ

<しわ寄せ> 記 中尾彰秀                 詩人・ピアニスト・ヒーラー

 一時だけ
 中身が膨らんでいた
 しわが寄るとは
 今は空洞になって
 虚風が吹くということ
 
 もっと増えるはず
 きっと増えますよとは
 商取引法違反を堂々としている
 投資会社のセールスマンの御言葉
 何の証拠もない
 そもそもリスクはあって当たり前
 証券マンの懐は
 大いに膨らんだ
 億の公金を放出した
 責任者は有罪

 高野山のお寺ですら
 やってしまった
 ああ神様仏様
 庶民へのしわ寄せだけは
 ごかんべんを
   


Posted by nakao at 17:29Comments(0)芸術