2014年02月10日
行き着くところ
<行き着くところ> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
-------中尾彰秀詩音講座(21)-------
音楽の催しにては
ほとんどの出演者は
譜面に基ずいて
人の曲を奏じる
古今東西無数にあるが
所詮人の曲
詩人は偉いことに
自らの詩を朗読する
詩でも地方の3流は
言語道断
有名詩人の詩を
無断で読む
もちろんその者達は
私より遥かに上手
しかし何の意味もない
ちゃんとしたイベントでは
詩人は自らの詩を読む
約半分はど下手である
しかし素晴らしい味がある
かねてより不思議に思っていたのは
なぜ音楽のイベントでは
音楽家は
人の曲を偉そうに奏じるのかだ
詩人達を見習わねばならない
確かに詩人の主宰するイベントでは
人の曲を奏じる者を
ゲストにしてはいるが
ひょっとしたら譜面には
内なる光が
隠されているのだろうか
時たま才ある者は
その気付きの演奏をする
そう言えば
詩には
作者にも解らぬ
光が隠されていて
即座に私はそれに感応して
朗読とピアノセッションしている
伴奏レベルではない
セッションとは
内なる光に包まれ
宇宙一体波動エネルギー
となることだ
誤解してはいけない
内なる光とは
何の媒介もなしに
輝くことだ
たまさかにそれがやって来て
天降りの音楽になる
それがピアノインプロヴィゼイション
もう故人だが
音楽がいくらでも降って来るんだったら
譜面はいらないね
でもたまにショパン弾きたくならない?
そう言った偉い音楽大学の教授がいる
私はこう答えたものだ
ショパンより遥かにすごいと
思っているので
全く弾きたく思いません
お習いと訓練というプロセスは
何にでもあるものだが
多くの方々と私は喧嘩をしない
どんな方法であろうとも
尊く素晴らしく楽しく
行き着くところは
光なのだから
-------中尾彰秀詩音講座(21)-------
音楽の催しにては
ほとんどの出演者は
譜面に基ずいて
人の曲を奏じる
古今東西無数にあるが
所詮人の曲
詩人は偉いことに
自らの詩を朗読する
詩でも地方の3流は
言語道断
有名詩人の詩を
無断で読む
もちろんその者達は
私より遥かに上手
しかし何の意味もない
ちゃんとしたイベントでは
詩人は自らの詩を読む
約半分はど下手である
しかし素晴らしい味がある
かねてより不思議に思っていたのは
なぜ音楽のイベントでは
音楽家は
人の曲を偉そうに奏じるのかだ
詩人達を見習わねばならない
確かに詩人の主宰するイベントでは
人の曲を奏じる者を
ゲストにしてはいるが
ひょっとしたら譜面には
内なる光が
隠されているのだろうか
時たま才ある者は
その気付きの演奏をする
そう言えば
詩には
作者にも解らぬ
光が隠されていて
即座に私はそれに感応して
朗読とピアノセッションしている
伴奏レベルではない
セッションとは
内なる光に包まれ
宇宙一体波動エネルギー
となることだ
誤解してはいけない
内なる光とは
何の媒介もなしに
輝くことだ
たまさかにそれがやって来て
天降りの音楽になる
それがピアノインプロヴィゼイション
もう故人だが
音楽がいくらでも降って来るんだったら
譜面はいらないね
でもたまにショパン弾きたくならない?
そう言った偉い音楽大学の教授がいる
私はこう答えたものだ
ショパンより遥かにすごいと
思っているので
全く弾きたく思いません
お習いと訓練というプロセスは
何にでもあるものだが
多くの方々と私は喧嘩をしない
どんな方法であろうとも
尊く素晴らしく楽しく
行き着くところは
光なのだから
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18:38
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2014年02月09日
TOYBOX
<TOYBOX> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
おもちゃの箱は
時として
誰しもの宝の箱となる
和歌山市新生町
JR和歌山駅南西車で7分
南海市駅南東車で10分
スーパーイズミヤ北隣
「TOYBOX」 電話0734233139
ライブハウス喫茶レストラン
2013年12月7日
とてつもなく堅い
岩よりも堅い過去の文化芸術の
しがらみをかち割って
天降る光が
極上の癒しエネルギーとなり
たまさかにピアノインプロヴィゼイション
を丁したのだ
習い覚えたものでない
本物の音楽
魂の響き
曲名 「生命の環」
曲名 「梵我一如」
いずれの曲も中尾彰秀第25ピアノCD「ポエムタイムトラベル」に収録
森羅通信の会出版 定価1000円 59分
購入法 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価1000円+送料なし
さらには、2014年2月8日同じく「TOYBOX」にて3曲
1. 「五音聖地」(ピアノソロ)
2. 曲名未定(ピアノソロ)
3. 曲名未定(キーボード・トランペット音?)
ジャケット製作時曲名は決める。
今は、第26ピアノCD「タイムトラベル(続)」の原版の
ダビングを先にせねばならないので、1.2か月後には
日の目を見るであろう世界唯一奇跡の演奏だ。
ちなみに、2014年3月9日(日) 午後2時~4時
「TOYBOX」にて「EARTHPOEMPROJECT第21回」を実施
コヒー付きで1500円 ヤマハグランドピアノあり
様々な詩人による詩の朗読を中心に音楽演奏
オリジナルのポップスや歌やピアノ奏、セッション
定員30名 予約なし当日オーケイ 飛び入り参加歓迎!!
主催 EARTHPOIEMPROJECT代表 中尾彰秀
641-0041 和歌山市堀止南ノ丁3-19
電話ファックス 0734227248
おもちゃの箱は
時として
誰しもの宝の箱となる
和歌山市新生町
JR和歌山駅南西車で7分
南海市駅南東車で10分
スーパーイズミヤ北隣
「TOYBOX」 電話0734233139
ライブハウス喫茶レストラン
2013年12月7日
とてつもなく堅い
岩よりも堅い過去の文化芸術の
しがらみをかち割って
天降る光が
極上の癒しエネルギーとなり
たまさかにピアノインプロヴィゼイション
を丁したのだ
習い覚えたものでない
本物の音楽
魂の響き
曲名 「生命の環」
曲名 「梵我一如」
いずれの曲も中尾彰秀第25ピアノCD「ポエムタイムトラベル」に収録
森羅通信の会出版 定価1000円 59分
購入法 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価1000円+送料なし
さらには、2014年2月8日同じく「TOYBOX」にて3曲
1. 「五音聖地」(ピアノソロ)
2. 曲名未定(ピアノソロ)
3. 曲名未定(キーボード・トランペット音?)
ジャケット製作時曲名は決める。
今は、第26ピアノCD「タイムトラベル(続)」の原版の
ダビングを先にせねばならないので、1.2か月後には
日の目を見るであろう世界唯一奇跡の演奏だ。
ちなみに、2014年3月9日(日) 午後2時~4時
「TOYBOX」にて「EARTHPOEMPROJECT第21回」を実施
コヒー付きで1500円 ヤマハグランドピアノあり
様々な詩人による詩の朗読を中心に音楽演奏
オリジナルのポップスや歌やピアノ奏、セッション
定員30名 予約なし当日オーケイ 飛び入り参加歓迎!!
主催 EARTHPOIEMPROJECT代表 中尾彰秀
641-0041 和歌山市堀止南ノ丁3-19
電話ファックス 0734227248
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18:14
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2014年02月08日
”風”の報告
<”風”の報告> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
2014年1月19日「詩を朗読する詩人の会風」は
第450回を迎え大成功した。
当日のゲストは田村照視さん
詩集「雪の嶺」 竹林館 1800円+税 に基ずいて
詩人本人の朗読と参加者による感想批評。
会場は満員となり熱気に包まれる。
終戦の折、北朝の「交井」という田舎に居り、純粋な
少年の飾り立てのない描写が却って心に訴え掛けて
いる。当時、大自然に囲まれた田舎、そして自然美。
むごい実態を描かなくとも我々の想像力はちゃんと理
解するのである。平和の尊さを。玉虫放送、私刑他。
何れにせよ、片寄った権力で政治は決して行ってはな
らない。戦争という大罪。圧政という大罪。我が日本、果
たしてこれから?
今回特にうれしかったのは、詩の傾向が違っても多くの
方が集まったということ。たかが傾向、ジャンルを超えた
詩の力なのだ。
3月16日(日) ゲスト・いちかわかずみさん
4月20日(日) ゲスト・香咲萌さん
5月18日(日) ゲスト・吉田定一さん 上記何れもin「MAG」南森町アートギャラリー
電話 0663531866 午後3~5時
6月未定
7月13日(日) ”風”40周年記念フェスティバルin大阪中之島公会堂
2014年1月19日「詩を朗読する詩人の会風」は
第450回を迎え大成功した。
当日のゲストは田村照視さん
詩集「雪の嶺」 竹林館 1800円+税 に基ずいて
詩人本人の朗読と参加者による感想批評。
会場は満員となり熱気に包まれる。
終戦の折、北朝の「交井」という田舎に居り、純粋な
少年の飾り立てのない描写が却って心に訴え掛けて
いる。当時、大自然に囲まれた田舎、そして自然美。
むごい実態を描かなくとも我々の想像力はちゃんと理
解するのである。平和の尊さを。玉虫放送、私刑他。
何れにせよ、片寄った権力で政治は決して行ってはな
らない。戦争という大罪。圧政という大罪。我が日本、果
たしてこれから?
今回特にうれしかったのは、詩の傾向が違っても多くの
方が集まったということ。たかが傾向、ジャンルを超えた
詩の力なのだ。
3月16日(日) ゲスト・いちかわかずみさん
4月20日(日) ゲスト・香咲萌さん
5月18日(日) ゲスト・吉田定一さん 上記何れもin「MAG」南森町アートギャラリー
電話 0663531866 午後3~5時
6月未定
7月13日(日) ”風”40周年記念フェスティバルin大阪中之島公会堂
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17:51
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2014年02月07日
岩本健旧詩集
<岩本健旧詩集> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
世界を至福にする百の詩集(63)
「岩本健詩集」 日本詩人叢書81 近文社 1000円 1989年 60頁 22篇
これ程までに徹底して、自虐・ブラックユーモア
世界の神秘すらも皮肉る凄味の詩人は稀である。
感情の底のフィルターを外して改めて、どんな思いが
出でるのか。心の本体とは何か。自らの本質とは何か。
いつしか突き止めてやるという意気込み。
人間の心の知をすなわちフィルターを外して初めて
至る何かはえんえんと一皮ずれて、神秘であるのだ。
言葉は容易くも空虚と言うが。エネルギー波動という
愛と感謝の前で3次元のものは光に転換するのだ。
愛に目覚めぬところのあらゆる知は、
人間の作り出した地獄である。波動曼荼羅をこそ。
「拳」
<机の上に切り落とした拳 仏の岩本と 呼ばれ続けて来たが 人々の愚劣な
悪意の数々に 耐え抜いてきた 憎悪が 掌に凝固して 岩本健の意に反して
近ずく者は 誰をも 抹殺しようと 拳は 殺気に充ちて 堅く 強く 握りしめられる。
拳は 岩本健と 全く関わりなく 次々と 殺人を犯す 危険性を はらんでいる
だから 仏の岩本は 両の拳を 裁断機で 切り落とした。
その拳は 机の上に 無念さの 血にまみれながら 在る。>
世界を至福にする百の詩集(63)
「岩本健詩集」 日本詩人叢書81 近文社 1000円 1989年 60頁 22篇
これ程までに徹底して、自虐・ブラックユーモア
世界の神秘すらも皮肉る凄味の詩人は稀である。
感情の底のフィルターを外して改めて、どんな思いが
出でるのか。心の本体とは何か。自らの本質とは何か。
いつしか突き止めてやるという意気込み。
人間の心の知をすなわちフィルターを外して初めて
至る何かはえんえんと一皮ずれて、神秘であるのだ。
言葉は容易くも空虚と言うが。エネルギー波動という
愛と感謝の前で3次元のものは光に転換するのだ。
愛に目覚めぬところのあらゆる知は、
人間の作り出した地獄である。波動曼荼羅をこそ。
「拳」
<机の上に切り落とした拳 仏の岩本と 呼ばれ続けて来たが 人々の愚劣な
悪意の数々に 耐え抜いてきた 憎悪が 掌に凝固して 岩本健の意に反して
近ずく者は 誰をも 抹殺しようと 拳は 殺気に充ちて 堅く 強く 握りしめられる。
拳は 岩本健と 全く関わりなく 次々と 殺人を犯す 危険性を はらんでいる
だから 仏の岩本は 両の拳を 裁断機で 切り落とした。
その拳は 机の上に 無念さの 血にまみれながら 在る。>
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17:23
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2014年02月07日
3月9日感謝祭
<3月9日感謝祭> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
いよいよ待ちに待った「EPP大感謝祭」!!
名称 「EARTHPOEMPROJECT第21回 詩と音楽・大感謝祭」
実施場所 「TOYBOX」 640 和歌山市新生町6-26 電話 073-423-3139
http://www.soundtoybox.com/
スーパーイズミヤの北隣・JR和歌山駅南西・南海市駅南東
日時 2014年3月9日(日) 午後2~4時過ぎ
入場 1500円 コーヒー付き 定員 30名
ピアノヤマハグランドあり、ユーストリーム世界同時放映
1F駐車場有
主旨 愛と平和の魂を世界中に広げ深める為の、詩と音楽を中心にした
ジャンルを超えた活動の第21回目のイベント。何を何と言おうと、宇
宙エネルギーに生かし生かされている我々人間。オリジナルの詩と
音楽の世界唯一の創造的統一を果たしつつ、3月9日感謝の意念を
さらに込めて感謝祭!!
主催 「EARTHPOEMPROJECT」 代表 中尾彰秀
住所 641-0041 和歌山市堀止南ノ丁3-19
電話・fax 0734227248
何をするのか 詩人自らによる詩の朗読と音楽の演奏
司会 中尾彰秀 この司会は余計なことをたくさん喋ります。
ヒーリングのこととか詩音楽芸術その他。
何を隠そう隠しもせぬ、世界に働きかける
天下のいや宇宙のEPPですので。
出演 武西良和(詩人) 中尾彰秀(詩人・ピアニスト・ヒーラー) 吉村郁美(ピアニスト)
岡崎能也(ギター・歌 シンガーソングライター) 水沢碧(詩人)
中川たつ子(詩人) 岡崎葉(詩人)
なお 時間の許す限り当日は飛び入り出演大歓迎!!
御希望の出演者には、中尾彰秀が詩とのピアノセッションいたします。
演奏は言うまでもなく、誰それの曲などではなく、
世界唯一のここで作曲する奇跡の天降るるインプロヴィゼイション!!
いよいよ待ちに待った「EPP大感謝祭」!!
名称 「EARTHPOEMPROJECT第21回 詩と音楽・大感謝祭」
実施場所 「TOYBOX」 640 和歌山市新生町6-26 電話 073-423-3139
http://www.soundtoybox.com/
スーパーイズミヤの北隣・JR和歌山駅南西・南海市駅南東
日時 2014年3月9日(日) 午後2~4時過ぎ
入場 1500円 コーヒー付き 定員 30名
ピアノヤマハグランドあり、ユーストリーム世界同時放映
1F駐車場有
主旨 愛と平和の魂を世界中に広げ深める為の、詩と音楽を中心にした
ジャンルを超えた活動の第21回目のイベント。何を何と言おうと、宇
宙エネルギーに生かし生かされている我々人間。オリジナルの詩と
音楽の世界唯一の創造的統一を果たしつつ、3月9日感謝の意念を
さらに込めて感謝祭!!
主催 「EARTHPOEMPROJECT」 代表 中尾彰秀
住所 641-0041 和歌山市堀止南ノ丁3-19
電話・fax 0734227248
何をするのか 詩人自らによる詩の朗読と音楽の演奏
司会 中尾彰秀 この司会は余計なことをたくさん喋ります。
ヒーリングのこととか詩音楽芸術その他。
何を隠そう隠しもせぬ、世界に働きかける
天下のいや宇宙のEPPですので。
出演 武西良和(詩人) 中尾彰秀(詩人・ピアニスト・ヒーラー) 吉村郁美(ピアニスト)
岡崎能也(ギター・歌 シンガーソングライター) 水沢碧(詩人)
中川たつ子(詩人) 岡崎葉(詩人)
なお 時間の許す限り当日は飛び入り出演大歓迎!!
御希望の出演者には、中尾彰秀が詩とのピアノセッションいたします。
演奏は言うまでもなく、誰それの曲などではなく、
世界唯一のここで作曲する奇跡の天降るるインプロヴィゼイション!!
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16:43
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2014年02月05日
オルトナスト詩集(続)
<オルトナスト詩集(続)> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
「夢に燃える風のたてがみ」 ボルジギン・N・オルトナスト詩集 竹林館 2000年 2000円+税
何故その道を選んだのか
その道があったから
それは答えではない
神の掌のごとき風に押された
人間の愛とは
他ならぬ
神の愛
モンゴルと日本は
結びついている
相撲だけじゃないよ
前世が日本人なんてね
そもそも
地球は一つ
「夢一夜」
<「言葉の森から きみはどうして わが日本語に ひかれたのか」 と淀川に尋ねられた
「はい、それの答えは 恩師みなさまの 笑顔でございます」 と僕はうなずいた
海へ向かい淀川は ゆっくりと 流れを続けた 山へ向かい僕は もくもくと 歩きを続けた
真実と思えば 真実だろうか
十本の指の 激しいしびれに 目を醒ませば 朝日が 部屋いっぱいあふれ びっしょりと
ぬれていた>
「夢に燃える風のたてがみ」 ボルジギン・N・オルトナスト詩集 竹林館 2000年 2000円+税
何故その道を選んだのか
その道があったから
それは答えではない
神の掌のごとき風に押された
人間の愛とは
他ならぬ
神の愛
モンゴルと日本は
結びついている
相撲だけじゃないよ
前世が日本人なんてね
そもそも
地球は一つ
「夢一夜」
<「言葉の森から きみはどうして わが日本語に ひかれたのか」 と淀川に尋ねられた
「はい、それの答えは 恩師みなさまの 笑顔でございます」 と僕はうなずいた
海へ向かい淀川は ゆっくりと 流れを続けた 山へ向かい僕は もくもくと 歩きを続けた
真実と思えば 真実だろうか
十本の指の 激しいしびれに 目を醒ませば 朝日が 部屋いっぱいあふれ びっしょりと
ぬれていた>
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16:36
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2014年02月05日
北山りら詩集
<北山りら詩集> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
世界を至福にする百の詩集(62)
「にじのはし」 北山りら詩集 2009年 竹林館 800円+税 42篇 122頁 ポケット版
言葉のひらめきは
魂のひらめき
魂のひらめきは
自らを救い
他人を救い
万類を救い
地球を救い
それは生き続けることの勇気
それは生き続けることの優しさ
説明を並べる雑文は
知に止まり
神秘や生命の内なるところに
至らない
ひらめきの玉手箱の詩集
「夜桜」
<くらやみも ゆめをみる そっとひらく はなのゆめをみる
ちりゆくはなも ゆめをみる くらやみに まいちるはなをみる
やみにだかれて はなびらは よみがえる ひとつぶの ひかりに>
「にじのはし」
<鈍色の雨雲に 穴があき ほんのり 明るくなる地上
生まれて すぐに息絶えて 影がほしいとさまよう 子どもに
あわい光が 手をつなぐ
影のない子が 光の道にすくわれて のびやかにわたる にじのはし
はぐくまれていた つかのまの記憶 しずかな安らぎに よみがえる
空と地上をつなぐ なないろは おかあさんとつながっていた 命の帯>
世界を至福にする百の詩集(62)
「にじのはし」 北山りら詩集 2009年 竹林館 800円+税 42篇 122頁 ポケット版
言葉のひらめきは
魂のひらめき
魂のひらめきは
自らを救い
他人を救い
万類を救い
地球を救い
それは生き続けることの勇気
それは生き続けることの優しさ
説明を並べる雑文は
知に止まり
神秘や生命の内なるところに
至らない
ひらめきの玉手箱の詩集
「夜桜」
<くらやみも ゆめをみる そっとひらく はなのゆめをみる
ちりゆくはなも ゆめをみる くらやみに まいちるはなをみる
やみにだかれて はなびらは よみがえる ひとつぶの ひかりに>
「にじのはし」
<鈍色の雨雲に 穴があき ほんのり 明るくなる地上
生まれて すぐに息絶えて 影がほしいとさまよう 子どもに
あわい光が 手をつなぐ
影のない子が 光の道にすくわれて のびやかにわたる にじのはし
はぐくまれていた つかのまの記憶 しずかな安らぎに よみがえる
空と地上をつなぐ なないろは おかあさんとつながっていた 命の帯>
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2014年02月04日
中川たつ子詩集
<中川たつ子詩集> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
世界を至福にする百の詩集(61)
「中川たつ子詩集」 近文社日本詩人叢書106 1990年 定価1000円 24篇 76頁
自意識の闇の中での自己確証は
鈍く光り。言葉の弾力を発揮する。
悶えに見出す内なる光の予調。
悶えの角度、深さ、味わい。24
年前の秀でた詩集。「新怪魚」同人。
「スターダスト」
<輪切りにした 意志を持ち上げ 持ち上げ 翔け昇ってゆく 歩道橋
---------- 子供の熱は まだ下らない --------
この空の どこか 百億光年の彼方へ 旅立った人工衛星があるという
顎を上げ斜め上空の視界に 私という領域から脱した 遥かな軌道が
伸びてゆく 青になれば渡って来た歴史と 下りるためだけに上がる歴史
「私はどこへ?」 一瞬 喪失した記憶の歩巾 みたこともない
みたこともない内壁を抱えたスターダスト
歩道橋のどまん中 立ち止まる足下を 見慣れた時間が閃いては通り過ぎる
私と私の 立体交差 わざと迷いずれた隙間に割りこんで 買ったばかりの
解熱剤の箱がある>
世界を至福にする百の詩集(61)
「中川たつ子詩集」 近文社日本詩人叢書106 1990年 定価1000円 24篇 76頁
自意識の闇の中での自己確証は
鈍く光り。言葉の弾力を発揮する。
悶えに見出す内なる光の予調。
悶えの角度、深さ、味わい。24
年前の秀でた詩集。「新怪魚」同人。
「スターダスト」
<輪切りにした 意志を持ち上げ 持ち上げ 翔け昇ってゆく 歩道橋
---------- 子供の熱は まだ下らない --------
この空の どこか 百億光年の彼方へ 旅立った人工衛星があるという
顎を上げ斜め上空の視界に 私という領域から脱した 遥かな軌道が
伸びてゆく 青になれば渡って来た歴史と 下りるためだけに上がる歴史
「私はどこへ?」 一瞬 喪失した記憶の歩巾 みたこともない
みたこともない内壁を抱えたスターダスト
歩道橋のどまん中 立ち止まる足下を 見慣れた時間が閃いては通り過ぎる
私と私の 立体交差 わざと迷いずれた隙間に割りこんで 買ったばかりの
解熱剤の箱がある>
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2014年02月04日
仙人
<仙人> 詩 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
コココココ コトッ
クキョ
コココココ コトッ
クケッ
瞑た眼に
スイッチを切ると
徐々に
暖より
冷へ
外気に近ずく近ずくのだ
その時襲われる
納得というもの
何か
とてつもなく
懐かしいところに
還ることのような
ファンヒーターの
スイッチを切る
コココココ コトッ
クキョ
コココココ コトッ
クケッ
瞑た眼に
スイッチを切ると
徐々に
暖より
冷へ
外気に近ずく近ずくのだ
その時襲われる
納得というもの
何か
とてつもなく
懐かしいところに
還ることのような
ファンヒーターの
スイッチを切る
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2014年02月03日
ヒマーラヤの星
<ヒマーラヤの星> 記 中尾彰秀 詩人・ピアニスト・ヒーラー
世界を至福にする百の詩集(60)
「ヒマーラヤの星」 奥田博之詩集 2002年 詩画工房 2310円 A5版 171頁 33篇
「私のなかの神が見ている」
<樹海は両手を広げて ただ欠伸をしているわけではない 海だって嵐を呼び波風を立て
草原だって大きく波打っているし 街路樹だって夜を身に受けて 滅びを体感しているし
高層ビルだって動悸が激しいし 道路は膿で一杯である
骨組みは生きもの 腹を立てたら 機械だって黙ってはいないし 不具合があればミサイル
だって誤爆する 何もかもがどこかで繋がっていて すべては生きている 笑いもするし泣き
もする
ときには牛飼いや羊や 番犬や闘鶏 ジャコウネコや蛇であったり 脳を駆け巡るドーパミンや
残忍さであったりする
平和を夢見ても金属片が形を変えては 次から次へと空から降ってきて いつまでたっても
陽のあたらない 袋小路であったり
地球はどこかが狂っているから 舞台では髑髏の舞いが上演され 流された血よりも多くの
喝采があったりする
穴の中では鳥は唄うことをやめ 山だって生きているのに息を殺している 事の成り行きを
見ているのは 人間だけではないのだ
雨の日も晴れの日も曇りの日も 田圃の泥鱒だって たんぽぽだって 縁側に這い出す虫だって
見ている 第一 わたしのなかの神が見ている>
インドに渡り13年間ラーマクリシュナ僧院で修行した詩人。故人。
数冊の詩集の中でこの一冊が、インドでの来歴を最も明確にして
おり、瞑想に基ずく魂の追究を一つの詩にするその業績は後世に
残る。自意識の止まり、方法論詩言葉に終始するほとんどの現代
詩は反省せねばならない。腐敗した詩評、腐敗した詩人はしかし
いつまでもそのままではないであろうが。
内なる光を明確に捉え、様々の行為として世界に指し示すこと。
外的な物と感情(抒情)ばかりにはまった欧米の発想との違いに
注目!!人間とは他ならぬ内なる神秘そのものである。宇宙に
生かされたそのダイナミズムは生命の爆発。
世界を至福にする百の詩集(60)
「ヒマーラヤの星」 奥田博之詩集 2002年 詩画工房 2310円 A5版 171頁 33篇
「私のなかの神が見ている」
<樹海は両手を広げて ただ欠伸をしているわけではない 海だって嵐を呼び波風を立て
草原だって大きく波打っているし 街路樹だって夜を身に受けて 滅びを体感しているし
高層ビルだって動悸が激しいし 道路は膿で一杯である
骨組みは生きもの 腹を立てたら 機械だって黙ってはいないし 不具合があればミサイル
だって誤爆する 何もかもがどこかで繋がっていて すべては生きている 笑いもするし泣き
もする
ときには牛飼いや羊や 番犬や闘鶏 ジャコウネコや蛇であったり 脳を駆け巡るドーパミンや
残忍さであったりする
平和を夢見ても金属片が形を変えては 次から次へと空から降ってきて いつまでたっても
陽のあたらない 袋小路であったり
地球はどこかが狂っているから 舞台では髑髏の舞いが上演され 流された血よりも多くの
喝采があったりする
穴の中では鳥は唄うことをやめ 山だって生きているのに息を殺している 事の成り行きを
見ているのは 人間だけではないのだ
雨の日も晴れの日も曇りの日も 田圃の泥鱒だって たんぽぽだって 縁側に這い出す虫だって
見ている 第一 わたしのなかの神が見ている>
インドに渡り13年間ラーマクリシュナ僧院で修行した詩人。故人。
数冊の詩集の中でこの一冊が、インドでの来歴を最も明確にして
おり、瞑想に基ずく魂の追究を一つの詩にするその業績は後世に
残る。自意識の止まり、方法論詩言葉に終始するほとんどの現代
詩は反省せねばならない。腐敗した詩評、腐敗した詩人はしかし
いつまでもそのままではないであろうが。
内なる光を明確に捉え、様々の行為として世界に指し示すこと。
外的な物と感情(抒情)ばかりにはまった欧米の発想との違いに
注目!!人間とは他ならぬ内なる神秘そのものである。宇宙に
生かされたそのダイナミズムは生命の爆発。
Posted by nakao at
12:22
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