2009年10月19日

能楽堂セッション

<<< 能楽堂セッション >>>  記 中尾彰秀  詩人・ピアニスト

比叡山の風が
   琵琶湖に舞い降りる途上
      古よりの習わしに飽いてきたのか
         ちょっと気分転換のつもりで
            ここに立ちよ寄ったのだ
               多くの人むせるように
                  何かを求めるここ
                大津市伝統芸能会館
              第三回「詩で遊ぼう会」 主催 関西詩人協会
            2004年10月3日

               私は詩 「THIS IS A ・・・」を
                  声明よろしく朗読しつつ
                     キーボードの波動演奏

                        白川淑さんの朗読は 「花のえまい」
                      神前奉納のごときシュール奏の
                    私はハーモニカセッション
                  もちろん練習なしぶっつけ本番の奇跡
       
              この2つのセッションの収録
            中尾彰秀ピアノCD「ANGELGARDEN」 13曲 70分
          郵便振替 00940-4-29604 森羅通信の会 定価1000円+送料200円

            その後、京美人の白川さんは、私を
               宇宙人と呼んでくれて
                  将来首相になろうかな
                     政見放送はピアノ弾きながら

                    


Posted by nakao at 17:06Comments(0)芸術

2009年10月19日

ピアノ百聞一弾(7)

<<< ピアノ百聞一弾 (7)>>>  記 中尾彰秀  詩人・ピアニスト

   鍵盤の擦り減って黒ずんだヤマハグランド
      奇跡のインプロヴィ一曲奏じてみると
         透明な突き抜ける鈴音
            あっ
              この調整には覚えがある
                 県庁前の・・・

              再び訪れた時
            大事な手続きを頼まれた
          手術をするので
        間違いがあってはいけない
      そして帰って来なかった

         人生の間違いのごとく
            私はひょっこり訪れ
               世にも不思議な対話をした
                  即興出来たら譜面要らないね
                     たまにショパン弾きたくならない?
                        いいえ、私しか良いと思っているので

                      I先生、私に巡り合ったのは
                   間違いと思っていますか
                 宇宙に間違いは、一つもありません
               秋葉山に在住したピアノ教授
             素晴らしい天寿を全うされた
                 


Posted by nakao at 16:08Comments(0)piano

2009年10月19日

瀧壺の熊

<<< 滝壺の熊 >>>  詩評 中尾彰秀  詩人・ピアニスト

         あなたの人生を至福にする百の詩集(21)

「瀧壺の熊」  竹島浩一詩集  発行 ドット・ウィザード books@dot-wizard.jp
                    定価1000円+税

    牛馬童子像から歩いて20分、熊野古道中辺路に住む。それは詩、
   なのである。
             「近露の朝」

          霧に遊ぶ鴉を
              今日も朝日が追いかけているよ

 山魂(やまびこ)がかえって来たり、滝壺で熊が水に打たれていたり、
タコ焼きを百円で売ったり、茶柱の詩を書いたり、行けども行けども山の中で。  


Posted by nakao at 15:36Comments(0)芸術