2009年11月16日

至上のピアノ奏

<<< 至上のピアノ奏 >>>  詩 中尾彰秀  詩人・ピアニスト・ヒーラー
                                ライフ&ライブコンサルタント

 2007年1月13日
   田辺の南方熊楠会館へ行く前日
      さして寒くもないまま夜は更け
        おりしも私の誕生日
           胸騒ぎのやたらする
              そして鍵盤に向かったのだ
                 
                 世界に献上された
                    30分の7曲は
                       この時出来た

                      とてつもない哀愁帯び
                    懐かしいしかし唯一のサウンド
                  CD「南方熊楠へのオマージュ」(13曲、60分)に収録した
                「南方熊楠へのオマージュ」(ピアノソロ、即興)
              中尾彰秀詩集「龍の風」(定価3000円、竹林館)に付属するCD
            つい先日思ったのだ
               これ以上の演奏もう出来ないのではと
                  こんな弱気と言うなかれ
                     20数年前
                        自らのインプロヴィゼイション
                           同じものは2度と出来ないと思って
                              自殺を考えたこともある
                            しかし
                          波動を理解する東京芸大の教授
                        小泉文夫氏の理論によって
                      これこそが本物と判明

         --------- 宇宙一体波動エネルギーに満たされた詩と音楽 ---------

          中尾彰秀詩集 「龍の風」 A5版 27篇 128頁 ピアノCD付き

(購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価3000円+送料200円  


Posted by nakao at 17:19Comments(0)芸術

2009年11月16日

カバと詩人の掌

<<< カバと詩人の掌 >>>  詩 中尾彰秀  詩人・ピアニスト・ヒーラー
                                 ライフ&ライブコンサルタント

 あと一歩で天に届く11階建てビル
   ゆらりゆらり屋上から
     千の掌万の掌
        大層なにぎわいの中
           流れの切れ目を狙って
              2階の書店に移動し
                 やっとのことで辿り着く
               04と記された
              縦横1.5メートルの詩集コーナー
            しかし 詩集はなかった
          少なくとも 生きた詩集はなかった
        
             ただ私は
                目撃する
                   青空仰ぎ 荒野拡がる
                      真っ白な絶壁の突端で
                         ずーと以前から
                            本当の詩を待ち望む
                          一頭のカバが
                        大口開けているのを
                      
                      私は
                    掌を差し入れ一言
                  ピアノ弾く詩人の掌ですが  


Posted by nakao at 16:36Comments(0)芸術