2014年03月07日

劣るとも勝らない

<劣るとも勝らない> 記 中尾彰秀                 詩人・ピアニスト・ヒーラー

 モーツアルトに
 劣るとも勝らない
 そんなギャグCMが
 新聞紙上にあった

 勝るとも劣らない
 と思いきや
 新聞をたたんで
 寝る前に気付いて
 大笑いした

 これは二つのことを
 現わしている

 (1) モーツアルトなどと言う
    過去の天才巨匠に比較すれば立派
    と言う誤り
    本物は始めからオリジナル
    批評も比較も容易に出来ない
    世の詩人を見習うべし

 (2) 「現代のベートーベン」と同じく
    大衆をオチヨクッてなんぼ
    その次元を卒業して
    自ら世界唯一を造る必要性
    かの詩人・ピアニストがそれをやっている
    それは堂々と
    モーツアルトに勝るとも劣らぬである
    過去の巨匠のお勉強も研究もせずに
    きっちりと宇宙一体天降りの音楽を
    詩の素養に永遠の生命の環をかけて
    26枚のアルバムを発売している。

 {2例} 「聖なる木」 2011年 中尾彰秀第17ピアノCD 11曲 60分
              森羅通信の会出版 定価1000円 ソロとセッション
      「夜明けの砂浜で地球の背ビレを」 2011年 中尾彰秀第19ピアノCD 
              森羅通信の会出版 定価1000円 65分 
              高石市中央公民館での大ライブ 10人の詩人とのセッション

 (購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価+送料なし
    
      


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2014年03月05日

3.9TOYBOX 

<3.9 TOYBOX> 記 中尾彰秀                詩人・ピアニスト・ヒーラー

 さていよいよ迫って来ました
 {EARTHPOEMPROJECT}第21回
 イン「TOYBOX」

 詩と音楽・大感謝祭!!
 
 2014年3月9日午後2時から4時
 「TOYBOX」 640 和歌山市新生町6-26 電話 073-423-3139
 入場 1500円 コーヒー付き 定員30名 予約なし当日

 主催 EARTHPOEMPROJECT 代表 中尾彰秀
     電話/ファックス 0734227248

 テーマ  愛と平和の魂を世界中に広げ深める為の、詩と音楽を 
       中心にしたジャンルを超えた活動。宇宙エネルギーに
       生かし生かされている我々ですが、詩と音楽の創造的
       統一を果たしつつ3月9日感謝の意念をさらに込めて。

       当日の具体的なテーマは、まだ発表していません。
       当日となります。今ここで言っておくと、「五音聖地」と  
       なります。五つの音とは、詩にも音楽にも共通の五音。
       それがいかなる場所でも、聖なる場所であるという癒し
       がテーマなのです。そして五音とは「御恩」、すなわち
       宇宙への感謝なのです。それにちなんだ、世界唯一の
       奇跡とも言われるピアノ曲をインプロヴィゼイションいたし
       まして、詩の朗読となります。既刊21冊の大好評の詩集
       からとなります。 (中尾彰秀 詩人 ピアニスト ヒーラー)

    他出演の方は以下の通り
    武西良和 詩人  中川たつ子 詩人  吉村郁美 ピアニスト(ショパンほか)
    岡崎能也 シンガーソングライター 歌・ギター  水沢碧 詩人 岡崎葉 詩人
    飛び入りオーケイですので、時間の許す限り、お楽しみ下さいませ。
    ユーストリーム世界同時放映ですので、著作権はお守りいただきます、よろしく。
    さらになお、詩とピアノのセッションいたします。当日前もって申告ください。


   


Posted by nakao at 12:06Comments(0)

2014年03月05日

公園

<公園> 詩 中尾彰秀                    詩人・ピアニスト・ヒーラー

 如立したるは
 チンコ絵ひとつ
 入口の立札に

 小春日和
 桜の蕾の地声
 たおやかに
 そう言えば
 戦後解放で
 私の卒業したこの小学校の隣
 国に取られて公園になったと
 昔の庄屋さん
 今は息子が
 和歌山一のケーキ店をやっている

 おとぎの国の大キノコ後ろに
 長椅子はいわくありげの長いため息
 ひょいと座して
 百歳のカラスは
 空の一点を見詰める

 そのどれもが
 人生の美味を求め
 美味の先端は
 永遠の生命の環であると
 知ってか知らずか

 私はさっそうと赤いママチャリ
 ただ通過する
 通過しながら
 いただきます
 ここに居ながら
 遥かなここを
   


Posted by nakao at 11:29Comments(0)

2014年03月05日

本当の本当

<本当の本当> 詩 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 今日の朝刊の見出しは
 〇〇〇〇〇
 良きにつけ悪しきにつけ
 毎日違う出来事あれこれと

 本当の本当は
 書かれていることにはない
 本当の本当は
 何を書こうが書かまいが
 日々決して変わらず
 等しく広がっている
 大自然の草原のような
 宇宙のような
 地球のような
 衣服を脱いだ
 素裸の人間のような
 白地の紙面だ

 でも
 残念ながら
 大自然はかなり
 人間が破壊した
 残るは我々の
 内なる魂・宇宙  


Posted by nakao at 11:07Comments(0)

2014年03月05日

ペット卵

<ペット卵> 詩 中尾彰秀                  詩人・ピアニスト・ヒーラー

 ふらりと聞こえ
 ふらりと聴いた
 トランペットの音
 木造二階建ての並ぶ
 すぐ手の届く
 どこかの家で練習
 

 どうやらジャズ
 クラシックと違うってことは
 響きで解る
 自意識感情でなく
 破調で奏じるのがジャズ
 でも現代のジャズは
 過去の人の真似ばかりで
 創造性に欠ける
 
 世界唯一のオリジナルをやれば
 私のライバルだ
 老若男女すら分からぬ
 このペット卵
 果たしてこれから  


Posted by nakao at 10:56Comments(0)

2014年03月01日

抒情を超えて

<抒情を超えて> 記 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 抒情の限界など
 とうの昔から明白である
 自らの内なる世界を掘り下げもせず
 外なる自然に
 受動的に共鳴し
 癒されようとする志向性
 しかし
 かくなる抒情を含めてあるのが
 内なる大自然の黄金の光を捉えた
 宇宙一体の癒し波動エネルギーだ

 万物の魂揃うなり春正午

 答のみ億と咲くなり山桜

 正装の蠅は孤高の手足擦り

 仏壇のリンゴ消えたり青空や

 春深し丸ごと宇宙の巨楠かな

       「うちゅういち」 中尾彰秀詩集 2002年 
                 竹林館ポエムポシエット 定価800円

 (購入法) 郵便振替 森羅通信の会 00940-4-29604 定価+送料なし
   


Posted by nakao at 21:59Comments(0)

2014年03月01日

神様力

<神様力> 詩 中尾彰秀                  詩人・ピアニスト・ヒーラー

 何かを
 成し遂げるところに
 必ずある
 人智を超えた
 神様力

 しかし
 それはそれとして
 何も成さぬところに
 神様力は
 あるのだろうか

 今ここに
 こうして
 無限の宇宙を呼吸しながら
 至福に包まれて
 座している
 地球の反対側で
 クーデターが起きようとも
 未曾有の大地震が
 ここにやって来ようとも
 日本経済破綻の段階が
 さらに一歩二歩進もうとも
 創造性のない文化芸術が
 世にはびころうとも

 今ここに
 こうして
 あるがまま
 色即是空 空即是色
 神様力に
 満たされている
   


Posted by nakao at 21:38Comments(0)

2014年03月01日

あれっ

<あれっ> 詩 中尾彰秀               詩人・ピアニスト・ヒーラー

 あれっ
 昼食後のひと時
 あれっ
 思わず口を突いて出た
 何もない
 歩道橋の上り口
 陽が射すでなし
 上り口は下り口でもあって
 
 地面には
 一握りの草と
 橋の鉄板にかっぱり付いた
 泥しぶきと
 三角地帯に
 数台の放置自転車

 数十年の間
 人間の上がることと
 下りることを見届けて
 ただほんのりしている世界
 ひょっとしたら無限のような
 それがふっと
 挨拶したような  


Posted by nakao at 21:26Comments(0)