2012年08月15日

屋根の翻訳

＜屋根の翻訳＞　詩　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　屋根は
　雨除けの為だけではない
　太陽の光
　月の光
　星の光
　受けて翻訳している

　その言葉を喋るのは
　住んでいる人

　あのいかつい人は
　翻訳不十分
　火星の心のままだ
　あのふとした風情に覚えのある
　いとおしい人は
　上手に翻訳出来ている
　ひょとしたら同じ星にいたのか

　つい先だって
　なけなしのお金を出して
　積年の雨漏りを修理したが
　直してから後で
　気付いたのだ
　雨漏りは星の
　独り言だと  


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2012年08月15日

一紙

＜一紙＞　詩　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　グチャグチャに
　折りたたんで
　捨てるつもりの
　一紙
　何を書いたか
　再び開いてみると
　
　ありがとう
　捨てられても空  


Posted by nakao at 10:20 │Comments(0) │芸術

2012年08月13日

現在の危うさ（3）

＜現在の危うさ（3）＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　白浜でパンダが生まれた
　今度こそ無事の成長を願う
　中国から輸入すると
　高価過ぎるからね

　ところで
　現在の危うさは
　パンダに失礼だが
　大事なことを隠して
　人見せパンダに終始していることだ

　エコ-------省エネのみ言って、有害な電磁波をお忘れになられている
　スカイツリー---------地デジアンテナが目的で、観光部分はそれこそ人
　　　　　　　　　　　　寄せパンダ。近隣の方々への電磁波害を黙殺中。
　オリンピック---------大それたテロもなく無事終わって良かった。ちなみに
　　　　　　　　　　　　ギリシャの破綻は以前の自国でのオリンピックの、無
　　　　　　　　　　　　茶な投資が原因らしい。その点、ケチで質素なイギリ
　　　　　　　　　　　　スは賢い。ポールマッカートニー氏の「ヘイ・ジュード」出
　　　　　　　　　　　　演料が１ポンドとは。短距離で世界で一番速いボルト氏
　　　　　　　　　　　　は一年間で１７億円稼いだそうだが、人格で尊敬できる
　　　　　　　　　　　　話を聞きたいものである。
　リニア高速---------４５分で東京大阪間を走る。それだけを強調するも、最大時
　　　　　　　　　　　　原発４基分の電気を食い、電磁波対策おざなり、アルプ
　　　　　　　　　　　　スに大穴開け、運転手は乗らぬ遠隔操作、直線コースだ
　　　　　　　　　　　　から名古屋辺りの街の地下４０メートルを走る。余程忙しい
　　　　　　　　　　　　芸能人でない限り乗る人はなさそうだし、明石空港のごとく
　　　　　　　　　　　　確実に赤字。郵政民営化は失敗であり、当時ほとんどの
　　　　　　　　　　　　郵便局員は民営に反対していたが、ＪＲ職員はリニアに
　　　　　　　　　　　　賛成していないようだ。40数分のスーパーパンダに騙され
　　　　　　　　　　　　るなよ、日本の国民。  


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2012年08月13日

現在の危うさ（2）

＜現在の危うさ（2）＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　いくつもの原発が
　活断層の真上に建っている
　いざ建っているので
　それが当たり前の現在

　いつやってきてもおかしくない大地震
　第２第３の福島となっても
　いざ起こったことを
　不測の事態で済ます人生の達人達
　目前の利益にご執心のお方達
　あと十年以上も
　代替えエネルギーへの過渡期とは
　真っ赤な欺瞞

　危うい現在を一刻も早く
　安心の現在に
　したいものだ  


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2012年08月13日

現在の危うさ（1）

＜現在の危うさ（1）＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　現在は
　あっと言う間に
　過去となって
　出来事というものは
　数年たつと
　当たり前となる

　体も心も慣れてしまって
　あたかも一つの事実は
　例え不自然なものであっても
　自然の摂理のごとく
　
　それは怖いことであり
　危険なことである
　毅然とした純粋な心で
　おかしいものはおかしいと
　言わねばならない

　消費税5％は
　今や当たり前
　８％も１０％も
　何れそうなりそうだが
　不況に拍車をかけることになるから
　慣れで済まされはしない
　社会保障維持という口実に
　軽々と騙されてはならない
　それ以前に
　するべきことを棚に上げて
　国民も舐められたものである  


Posted by nakao at 11:28 │Comments(0) │芸術

2012年08月11日

希望・杉山平一詩集

＜希望　杉山平一詩集＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　みんなの人生を至福にする百の詩集（70）

　「希望」　　杉山平一詩集　編集工房ノア　2011年　1800円　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　B6版　151ページ　63篇

　　　　　　　　　「洗う」

＜よごれた手をぬぐって　足を洗って　さて　と　
　立ち直って　出かけたのに　
　顔を洗って　出直してこい　の啖呵を浴びたが　
　洗っても洗っても　化けの皮ははげなかった

　口惜しさに　茫然と　していると　
　やさしい涙が　洗い流してくれはじめた＞

　　　　　本当の意味での苦労を体験せぬ
　　　　　エリートの方々は、かような矛盾
　　　　　に重なった辛さを知らないだろう。
　　　　　詩人自らは、普通の一人の人間
　　　　　であるが、たまたま大会社の社長
　　　　　であり、なお倒産の事態。今度は
　　　　　社員に怒られる番だ。普通の人間
　　　　　が社長に化けていただけです。そん
　　　　　なこと言ったら余計怒られる。自分
　　　　　自身を救うために、出さざる負えない
　　　　　ユーモア。浄化出来はせぬかと書き
　　　　　連ねる詩。抒情性の高い美しい詩。

　　　　　もう十分浄化出来ました。ゆっくりと
　　　　　お休みください。  


Posted by nakao at 17:26 │Comments(0) │芸術

2012年08月11日

消費増税問題

＜消費増税問題＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　五％であかんのなら
　増やすのではなく
　様々のシステムを
　修正することが必要
　社会保障をその分
　カバーするとのことだが
　その厄介になる前に
　日々いかにマイナスとなるか
　そもそも不思議なことに
　増税を決定する人は
　増税の被害を受けない人ばかりだ

　国の会計は
　情報開示して
　いざ増税は全国民が直接
　決めねばならないのに
　消費増税は
　一部の国民が認めても
　万の神は認めない
　すなわち無効有害法案である

　その結果
　日本はさらに不況となるだろう
　無謀なる戦争を
　始めた時の様に
　そして決して忘れてはならないのは
　10年20年30年後も
　増税に手を染めた
　脳足りん政治家の顔と名前
　親の名前を忘れても
　決して忘れないぞ！！  


Posted by nakao at 16:55 │Comments(0) │芸術

2012年08月09日

ＮＩＧＨＴＤＡＮＣＥ

＜ＮＩＧＨＴＤＡＮＣＥ＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　音はどこからやってくる------遥かなここから
　音そのものが踊る------習ったり作った踊りでなく
　人間が踊る踊りではない

　夜は
　月光に照らされ
　存在の闇を
　変質させる
　光が
　踊り出す

　奏者自身がほとんど無意識
　即興ピアノの波動音域・旋律・メロディ
　おめでとう
　新たな音楽を切り開いた
　天降り奇跡のアルバム

　曲名　「ＮＩＧＨＴＤＡＮＣＥ」　2分50秒　2004年　ソロ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ピアノ・ペトロフ（チェコ製）
　アルバム名　「ＡＮＧＥＬ　ＧＡＲＤＥＮ」　好評発売中！！
　　　　　　　　　中尾彰秀ピアノインプロヴィゼイションＣＤ
　　　　　　　　　13曲　70分　ソロ
　全曲名　時のしずく　至福　ＡＮＧＥＬＧＡＲＤＥＮ　ＮＩＧＨＴＤＡＮＣＥ
　　　　　　菜園に吹く風　聖霊のダンス　桜の下で　風　レディナダ
　　　　　　ＴＨＩＳ　ＩＳ　A　・・・・　花のえまい　夜明け　蚊隠れ

　購入法　郵便振替　森羅通信の会　00940-4-29604
　　　　　　　　　　　　　　定価1000円＋送料無料
　　

　　　　　　　　　　　　　　　　
　  


Posted by nakao at 14:41 │Comments(0) │piano

2012年08月09日

口笛

＜口笛＞　詩　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　どの線でもいい
　線という線の端っこに
　耳を当ててごらん
　微かに微かに
　聞こえるでしょう
　ものさびしい口笛が
　
　もともと宇宙は
　一本の永遠の環
　それが何かの拍子で
　切断された

　ほら耳を当ててごらん  


Posted by nakao at 14:07 │Comments(0) │芸術

2012年08月08日

魂の収束

＜魂の収束＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　刻々と迫る
　寝る予定の時間
　今日最後に私のやることは
　魂の収束
　あせることはない
　あと五分も五十分も
　どだい違いはない

　生まれてから死ぬまで
　一網打尽に瞬間把握して
　感謝に満たされた
　言葉を紡ぎ出す

　ほんとうに
　あっという間の
　六十年
　ありがとう  


Posted by nakao at 18:04 │Comments(0) │芸術

2012年08月08日

居所その一点

＜居所その一点＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　いつも思うのである
　あ　これは
　意識と感情の理知
　いくら上手くったって同じ
　大事な本質は
　宇宙一体波動癒し
　多くの言葉や音で
　説明する必要はない

　私はとうに
　その先の一点にいる
　全ての源の
　静やかな
　物事の輪郭の消えた  


Posted by nakao at 17:55 │Comments(0) │芸術

2012年08月08日

禁止事項

＜禁止事項＞　詩　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　図書館の机の前に
　たくさんの禁止事項が
　記されている

　「資料を汚す　壊す　書き込む」
　「ものを食べる　飲む」
　「横になる　眠る」
　「自慰を含め性的行為をする」

　「本など卒業し
　　ゆっくり呼吸して
　　内なる無限の静けさを
　　体現しましょう」

　　よかったこれは
　　禁止されてない  


Posted by nakao at 17:45 │Comments(0) │芸術

2012年08月08日

正の字

＜正の字＞　詩　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　正の字は
　大自然そのままに
　止めること
　生死一如　宇宙一体
　成行きに任せる
　それが正しい
　一分の感情の人には
　大いに反感を買うが
　この表現には
　億の涙と
　浄化する波動エネルギーがある

　一を止めて正月
　大地を鎮めて正月
　原発を止めてそれが正しい  


Posted by nakao at 17:35 │Comments(0) │芸術

2012年08月08日

感情と波動

＜感情と波動＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　もう30数年前
　まだ実験的だったころ
　私のピアノインプロヴィゼイションテープを
　聴いてもらったら
　あ　これは　波動音楽やね
　我々のやっている
　クラシックやフォークやフラメンコギターは
　感情に基ずいているが
　これは宇宙的波動エネルギー
　一度聴いてそう見抜いたのは
　フラメンコギターの天才M氏

　感情-----物肉体を前提にする　優しさ
　波動-----生死一如　宇宙一体　癒し

　内なる静けさから湧き出る
　不可思議のリズム旋律
　魂にいたる真実に
　説明はいらない
　時代を超えて
　解る人は解るってこと
　
　  


Posted by nakao at 17:26 │Comments(0) │芸術

2012年08月08日

金銀銅メダル

＜金銀銅メダル＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　どないもこないもない
　基準を決められて
　当てはめるがごとく
　生きるってことは
　そりゃすごいけど
　人生は
　基準にはまらんことの方が
　偉大だと知るべし  


Posted by nakao at 17:13 │Comments(0) │芸術

2012年08月07日

ＩＮ革命

＜インターネット革命＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　当方は
　インターネット革命もしている。
　そういえば、数年前、世界に誇るべき
　「ＥＡＲＴＨＰＯＥＭブログ賞」を受賞。

　　　　　　-----　ポイント　-----

　詩　　　詩集も含め各方面に発表する詩は全て、当ブログに載せている。
　　　　　リアリズムという物的次元に偏らず、実存という感情次元に陥らず
　　　　　シュール・ヒーリング・魂の精神領域に入る。現代芸術、中尾彰秀
　　　　　既刊詩集20冊、好評発売中。最新詩集「静かな背ビレ」

　詩評　　　「あなたの人生を至福にする百の詩集」は既に、百を終え
　　　　　　　「みんなの人生を至福にする百の詩集」は現在、70項目。
　　　　　　　腐敗した派閥を超え、あらゆるタイプの詩集を扱う。
　　　　　　　魂の本質にいたる、前例のない創造的詩評。

　音楽　　　直接魂よりやってくる、天降りの中尾彰秀即興ピアノ奏は、世界の
　　　　　　　果てまで届く。哀愁に溢れた波動奏。ソロアルバム20枚。最新は
　　　　　　　「薔薇の宇宙」。あなたの人生を至福に満たす。
　　　　　　　　　　　　　全アルバム好評発売中１！

　社会批評　　悪政のはびこるのは、ロクでもない政治屋さんを選んだ国民の
　　　　　　　　　責任。今でも5％、これ以上消費増税させてはならない。原発は
　　　　　　　　　あってはならない。リニア高速新幹線は国とＪRの詐欺。電磁波
　　　　　　　　　害放置と無知は国民にとてつもない影響を及ぼしている。今の内
　　　　　　　　　になんとかせねばならない。放射能と同じく。

　瞑想・気功・レイキ　　　　我々は受動的にある外側の大自然で終わってはならない
　　　　　　　　　　　　　　　　明確に強力に内なる魂を育成すること。

　　　　　　　それら一切を、言葉で表現するブログ。
　　　　　　　オリンピックならウルトラCの、ＩＮ革命だ。

　　　　　　　ｈｔｔｐ：//ｅａｒｔｈｐｏｅｍｐｒｏｊｅｃｔ.ｉｋｏｒａ.ｔｖ/
　　　　　　　アクセス四万近し、一千数百項目現
　　　　　　　  


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2012年08月07日

中庸

＜中庸＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　縦に半分目隠しした日除けカーテン
　道行く人は半分見えて
　丁度心地よかった

　理知に走る
　説明言葉だらけの
　有名丁詩人の詩と
　深い意念の
　言葉足らずの
　非有名詩人の詩

　両方読んで
　ムカついていたところ  


Posted by nakao at 13:48 │Comments(0) │芸術

2012年08月05日

花火大会

＜花火大会＞　詩　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　港の広場から
　怨念と欲望が打ち上げられる
　打ち上がった怨念と欲望は
　その無意味を諭すがごとく開花して
　一瞬の内宇宙で消える
　大花火大会

　今年も大盛況であったらしい
　今年も音だけ聞かせてもらった
　数千万円の市税を使って
　花火職人さんのめしの種になって
　中高生のデートのチャンスになって
　おかまレズビアンの絶好の場になって
　犬猫の恐怖になって
　反原発消費増税中止なんて
　文字の浮き出るのはないかな
　詩朗読やピアノセッション
　ぜひやってみたいなあ

　カラスはいつもの
　帰りのコース止め
　民家で寝る  


Posted by nakao at 16:09 │Comments(0) │芸術

2012年08月05日

本物を育てる

＜本物を育てる＞　記　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　昔と今の違いは何だろう

　昔はそれほど偽物が
　飛び交っていなかった
　同時に本物も少なかった
　今は偽物があり過ぎて
　しかしごく少数の本物は健在

　本物に気付き
　自らが本物になる難易度は
　今も昔も同じ

　当ブログは世界中で
　本物を育てるお手伝いを
　しております  


Posted by nakao at 15:52 │Comments(0) │芸術

2012年08月04日

驚くこと

＜驚くこと＞　詩　中尾彰秀　　　　　　　　　　　　　詩人・ピアニスト・ヒーラー

　避暑にどうぞと書かれた
　図書館の棚には
　やはり本が並んでいた
　眼鏡した若い女性は
　何か探しているのか
　目を見開いて
　驚いている様

　私は生来まじめだから
　図書館では決して探さない
　二重三重でどこかの偉い人が
　おごそかに選出し
　地球上で人間が一番偉い
　欧米的ヒューマニズムの画一が烙印されている

　出掛けしなふいに降ってくる雨や
　背を向けたとき吹き始める風や
　神様が選んだとしか言い様のない
　図書館出口に居座る
　二股の欅の大木に
　私は驚く
　  


Posted by nakao at 16:49 │Comments(0) │芸術
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