2011年10月03日

青い石3号

<青い石3号> 記 中尾彰秀

     青石 詩塾     岩本健

 どの木にも空蝉とまる天神さん

 夏の果て地獄に点もる原子の火

 死の灰の無人の街を牛の群

 無責任無能の国の酷暑かな

 酷暑の世虫売り人売り祖国売り


     俳句にも反原発はまざまざと
           (記 中尾彰秀)  


Posted by nakao at 17:15Comments(0)芸術

2011年10月03日

猫も杓子も

<猫も杓子も> 記 中尾彰秀            詩人・ピアニスト・ヒーラー

 今や猫も杓子も詩人も
 反原発を訴えている
 まともな人間の切符なのだ
 もともとは原爆のために発案された原発だから
 そりゃあかんのは当然
 大地震大国日本は特に
 これ以上作ってはいかんし
 今あるものも一日でも早く
 止めねばならない

 猫も杓子もの反対言語は何だろう

 まれびと

 電磁波害野放しは日本が世界一らしいが
 極めて危険有害であると
 訴えている詩人は
 残念なことに
 私しかいない

 まれびと

 実は反原発も爆発する前は
 ほとんどすべての詩人はだんまりであった
 私は白い目で見られていた
 だから私は知っているのですよ
 本当は何の意識もない人々を
 

 まれびとここにあり
 ひょっとしてノーベル文学賞の切符かな
 妻はノーベルの飴舐めとけと言い  


Posted by nakao at 17:05Comments(0)芸術

2011年10月03日

詩の力の衰退

<詩の力の衰退> 記 中尾彰秀          詩人・ピアニスト・ヒーラー

 詩は詩である
 力とはどんな力なのか

 肉体的な活力や心情的元気など
 物的な次元での力を指すのであれば
 それを衰退という以外ない

 ほんの3秒掌をカップのコーヒーに当て
 味を変えましょう
 少し薄味のクリアーになる
 掌の労宮という壺
 人差し指と中指の間から
 エネルギーが出ているから
 この力は訓練してもしなくても
 ある程度は誰にでもある
 私は気功とレイキをやっておりますが

 詩人の方々に
 いまだにこれをしたことも
 求められたこともない
 してあげようとしたら
 変な顔をされたりもした
 言葉に興味を奪われ
 身体の持つ源・魂・宇宙エネルギーを
 忘却したのでしょう

 詩には生きることと同じく
 知力に止まらぬ波動エネルギーが必要だ
 詩の力の衰退を危ういと思うのである  


Posted by nakao at 16:44Comments(0)芸術